祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

諸行無常とはすべてのものごとは常に変転して止むことが無い.
つくられたものは全て移りゆくということ.
衰退や滅亡、死、儚（はかな）さ、無情、悲観という意味は無い.
ものごとが永遠に同じ状態、不変、不滅とすれば全く退屈であり
存在の意味も無い.

年年歳歳花相似
歳歳年年人不同

「死とは何かを知りたい。身近な人が死んでも、或る日突然いなくなるだけで、死の意味が　わからない」
私も解からない。
生物学的な「死」と存在としての「死」。
自決は存在としての「生」を自己完結させる最終、唯一の手段ではないのか。
「生」の意味を拡充するものは、「死」ではないのか。
(from buchi)