南京の百人斬りは新聞記者の創作で、
その事実がありえないことを山本七平は立証した。
虐殺された人数が多い方がいいと思う人は、
多いという説なら直ちに理解し、
少ないという説なら全く理解しない。
自説に荷担する説なら直ちに理解し、
そうでないという説なら全く理解しない。
理解は能力でなく願望だ。
イデオロギーの相違は根本的かつ絶対的で、
話し合いで解決できるものではない。
話し合いで理解に達したら、
それは理解したのではなく屈伏したのだ。
かくて問答は無用である。
その解決策は合戦あるのみである。
戦争はこのためにあって、
それは人類に必須のものである。
(山本夏彦)
トンキン大虐殺は史実だが
ナンキン大虐殺の死者30万人には疑義が有る・・
注1)トンキン大虐殺は東京下町を焼き尽くした大空襲、死者は約10万人
注2)ナンキン大虐殺は中華帝国は死者30万人というが、
殺し合いの戦争なのだから死者はいただろうが、
300,000 の根拠は薄弱で白髪三千丈の類、大法螺であろう