複雑な２０分

ども、（大人の階段を上るとコケる）遊ぶ馬です。



先日の日曜日のお昼。

「おなか空いたな～。

　お、もう１２時だ！

　お昼ごはん、何食べようかな～。近くにカレー屋さんがあるから、カレーにしよう！」

・・・とあるカレー屋さんに到着。

「ん～、日曜日のお昼だから混んでるな～。

　（１人客用のカウンター席の）端っこ空いてるから、ま　いっか」

入店してカウンターの端っこ席確保

「チーズカレーください」

周りを見る…。

「（あら～、まだカレー出てくるの待ってる人多いいなぁ。

　こりゃぁ時間かかりそうだ。

　でも端っこだから、　ま　いっか）」

端っこの愛着心　どんだけ～？

カウンター越しに厨房の様子がうかがえます。

「（お～、カツ揚がったよ～。で揚げたてのカツ、手際良く切るな～。格好良い～

　あら、のっけたと思ったら、さらにウインナーのトッピングですか

　リッチですね～。俺もためらいも無くそのぐらいのゴージャスなオーダーを頼めるようになりたいな～。

　お隣さんは何をオーダーしたんだろう？

　ま　いっか。端っこだし））」

でもそんなの関係ねぇ

ひと通り店内を見て、ちょっと携帯メールチェックして…。

「（おっ　お隣さんのカレー来ました～）」

ちょっとだけ興味がある

スタスタスタ…。

「（エッ、スルー）」

「（お、俺んとこ来たよ　間違いじゃないの？　お隣さんもチーズカレーなんてことない？？）」

でも、どうやら自分のところのようです。

「（あら～、シンプルなカレーだと、早く出てくるのね？　ま、ラッキーかな。

　ではお先にいただきま～す）」

「（う～ん、美味しい　でも男の人がチーズカレーっていうのは無しなんだろうなぁ…。）」

なんてことを考えながら食べていて、すでにお皿の上は半分ありません。

後ろのテーブル席のご夫婦の旦那さんが、

「ちょっとまだなの？」

とお怒りモード。

「（だよね、だよね、後から来た新参者が、もう既に半分以上食べちゃってるんだもの…。

　ゴメンナサイ…）」

お店の女の子が謝る。

厨房はなんとなく気まずい雰囲気…。

福神漬けを大量にいただいて、お水もお代わりして、お口を拭いても、まだお隣さんのカレー来ず。

「（こりゃ　さすがに気まずいよ～）」

「（俺、端っこ座らせてもらってるんだもん、順番通りの後からでも良かったのに～…）

　お隣さんもゴメンナサイ。これは不可抗力です

　お店の人も効率良く作ると、たぶんこうなっちゃうんだよ。

　お店の人を責めないでね。ついでに俺のことも嫉まないでね）」

と、１人（勝手に）気まずくお店を後にする遊ぶ馬の日曜のひと時でした…

教訓。混んでるお店は、それなりのものをオーダーしよう

ちょっと大人になれた気がした遊ぶ馬です。