ども、(年末に松たか子と麻生久美子が結婚したのを知ってショックを受けている)遊ぶ馬です。
日記を書く習慣なんか全く無い人間が、何とか約半年間ブログを書き続けることが出来ました…。
三日坊主が当たり前、むしろ三日も続かない人間がです。
内容の無いわたしのブログなんかを読んでいただき、ありがとうございます。
最近は1週間で のべ約300人の方が読んでいただいているようです。
本当にありがたいです…。
もう少しだけ頑張っていこうと思います。
1年最後の日、せっかくなので、自分の気持ちを少しだけ語らせていただきたいと思います。
(いつブログを断念するかわからないですし、早めに書いておこうかと…。)
人間的、社会的にガッカリさせてしまうかもしれませんが、
わたしの心の芯にあるものなので、むしろ知っていただいていると気が楽になります。
わたしの働く会社はファンホームといって、住宅の建築に携わらさせていただいてます。
そこでわたしは間取りの設計から工事まで、住宅に係わる仕事を一通りさせていただいてます。
住宅購入は、たいていの方にとって人生の一大イベントであります。
賃貸暮らしの人にとっては、大きな夢と思っている人も少なくありません。
わたしは建築の仕事が嫌いです。
この業界は、儲かる儲からないの言葉がしょっちゅう飛び交う、私利私欲の代名詞的な業界です。
何度か転職をしてきたわたしなのですが、一度「(お金しか気にしていないんじゃないか?)」
と思うくらいの社長の下で働いたこともあります。
20代半ばで建築業界に見切りをつけ、福祉の仕事に転職しようと考えた時もありました。
ただ就職活動をしてみると、給料が極端に低い…。
「(これでどうやって家族を支えていくの?)」と思ったくらいです。
それに資格も全く無いし…。
何より、三大介助が出来るかどうか不安になりました。
身近に想像して、母が歳をとって寝たきりになった時、排泄介助が出来るのか?
そう思った時、挫折しました。
その業界に飛び込む前の挫折です。
行動する以前の挫折。
ようは、偽善者的なものです。
こういう話をすること自体が偽善者だとも思います。
そして当時結婚したいと思っている人がいたわたしは、結局建築業界に戻ることにしました。
いざ戻ると、やはり建て主さんのために働くのではなく、会社のために働く生活です。
ほとんどの会社は皆そんなところです。
それが嫌で今の会社にたどり着きました。
でも、みなさんの夢を任されるほど立派な人間では決してありません。
わたしには荷が重過ぎるくらいです。
じゃあ何故仕事をしているのかというと、他の会社に騙される・てきとうに建てられるなら
まだわたしが建てた方が不幸にならない、と思っているからです。
越谷で主催している弁護士さんの無料相談会で、
地元で有名所の建設会社のトラブル相談が非常に多いのが実際のところでもあります。
一人でも夢の家でがっかりさせられる人が減れば、との思いです。
自分のできる範囲で福祉活動、なのかもしれません。
ただし、工事金額をものすごく安くすることも出来ません…。
ここでまたジレンマが生じます。
お客さんに工事金額が少しでも安くなるよう努力はしているのですが、
自分の生活を守るため、会社を守るため、会社で建ててくれたお客さんの将来のメンテナンスを守るため、
会社に協力をしてくれる業者の生活を守るため、それなりに利益をとらなくてはなりません。
またこちらサイトの考えばかりではなく、工事依頼をしてくださるお客さんにとっても、
金額を安くすることによって業者の質を下げたり、住宅の性能を下げる訳にもいきません。
利益とは何なのか…。
わたしたちの工事金額は、それ以上・それ以下は基本的にありません。
どのお客さんにも適正価格で提案させていただいているつもりです。
過去のお客さんにも将来のお客さんにも差別が生じないために。
会社は、みんなの生活を守らなければならないのです。
自分だけで良いなんて、ありえません。
でもやはり金額にみあった以上のものを建ててあげたい…。
永遠のテーマになってしまうかもしれません。
また工事サイドから見ると、以前は写真片手に現場へ来られるお客さんがいました。
最近は落ち着きましたが、欠陥住宅ブームによるものです。
確かに言語道断の工事をする会社は存在します。
こういう会社は廃業するべきです。
基本的には会社が悪いのですが、報道の仕方にも問題はあるはずです。
テレビで報じられるような悪徳会社はごく一部なはずです。
(常識的なところで不信感をもつ会社はいっぱいありますが。)
とあるテレビ番組では、絶対に危険を感じるリフォーム工事なんかを、
あたかも素晴らしいデザインリフォームに変身させたような映像で放送しているし。
家はどんなやり方にせよ手作りになります。
そのため大なり小なりの仕上がりむらは生じます。
また、木造であれば構造自体も木の伸縮や歪みによって家が動きます。
鉄骨だってコンクリートだって動かないってことはありません。
建築業界では いたしかた無いと思う所も「欠陥」と言われてしまう時もありました。
わたしはこのあたりを欠陥と思われる方ならいたしかたないのですが、
せっかくの一大イベントである住宅の建設は、とにかく楽しんでいただきたいと思っています。
住宅建築は、お互いの信頼関係が絶対に必要です。
写真片手に現場をチェックする時間があるのなら、どういうキッチンにするのか、
どういった家具を置いて生活するのか、どういった内装にするのか悩んでいただいて欲しいです。
予算の関係で妥協の連続になってしまうかもしれませんが、
まだこれらの方に気を遣っていただいた方が嬉しいです。
至らない点はまだまだ多く、頼りないところも多いと思いますが、
工事に対しては精一杯気を遣っているつもりです。
昔のように、建て主さんたちは家づくりに対して楽しんで欲しいです。
人生に何度ともないイベントなんですもの。
出来る限りわたしたちが構造の部分を頑張りますから、
一生の思い出、楽しかった思い出になるように、皆でがんばりましょう!
かなり偉そうになってきました
やっぱりもうやめておきます
自分の考えを少しでも書かせてもらえただけ(勝手ですが)ありがたいです。
ただ、こんなわたしとは考えが合わない、ファンホームで家を建てたいけど遊ぶ馬は嫌だ!
という方は、もう1人会社で働く別の人がいますので、そちらにご相談ください。
わたしはそれなりに合わせようと心がけますから、その時はご安心を。
また、すでに建ててしまった方々は諦めを!
でも、ファンホームで携わってくださった皆さんの笑顔が頂けるので頑張っていられるのも事実なんです。
これまでの方もこれからの方も、2008年もどうぞ宜しくお願い致します。
p.s あ~ぁ、ほんとこれ以上歳をとりたくないよぉ…。
ドラゴンボールを集めて、シェンロンに「ドラえもんが欲し~い」って願おうかなぁ…。
ん 何でドラえもんなんだ?
日記を書く習慣なんか全く無い人間が、何とか約半年間ブログを書き続けることが出来ました…。
三日坊主が当たり前、むしろ三日も続かない人間がです。
内容の無いわたしのブログなんかを読んでいただき、ありがとうございます。
最近は1週間で のべ約300人の方が読んでいただいているようです。
本当にありがたいです…。
もう少しだけ頑張っていこうと思います。
1年最後の日、せっかくなので、自分の気持ちを少しだけ語らせていただきたいと思います。
(いつブログを断念するかわからないですし、早めに書いておこうかと…。)
人間的、社会的にガッカリさせてしまうかもしれませんが、
わたしの心の芯にあるものなので、むしろ知っていただいていると気が楽になります。
わたしの働く会社はファンホームといって、住宅の建築に携わらさせていただいてます。
そこでわたしは間取りの設計から工事まで、住宅に係わる仕事を一通りさせていただいてます。
住宅購入は、たいていの方にとって人生の一大イベントであります。
賃貸暮らしの人にとっては、大きな夢と思っている人も少なくありません。
わたしは建築の仕事が嫌いです。
この業界は、儲かる儲からないの言葉がしょっちゅう飛び交う、私利私欲の代名詞的な業界です。
何度か転職をしてきたわたしなのですが、一度「(お金しか気にしていないんじゃないか?)」
と思うくらいの社長の下で働いたこともあります。
20代半ばで建築業界に見切りをつけ、福祉の仕事に転職しようと考えた時もありました。
ただ就職活動をしてみると、給料が極端に低い…。
「(これでどうやって家族を支えていくの?)」と思ったくらいです。
それに資格も全く無いし…。
何より、三大介助が出来るかどうか不安になりました。
身近に想像して、母が歳をとって寝たきりになった時、排泄介助が出来るのか?
そう思った時、挫折しました。
その業界に飛び込む前の挫折です。
行動する以前の挫折。
ようは、偽善者的なものです。
こういう話をすること自体が偽善者だとも思います。
そして当時結婚したいと思っている人がいたわたしは、結局建築業界に戻ることにしました。
いざ戻ると、やはり建て主さんのために働くのではなく、会社のために働く生活です。
ほとんどの会社は皆そんなところです。
それが嫌で今の会社にたどり着きました。
でも、みなさんの夢を任されるほど立派な人間では決してありません。
わたしには荷が重過ぎるくらいです。
じゃあ何故仕事をしているのかというと、他の会社に騙される・てきとうに建てられるなら
まだわたしが建てた方が不幸にならない、と思っているからです。
越谷で主催している弁護士さんの無料相談会で、
地元で有名所の建設会社のトラブル相談が非常に多いのが実際のところでもあります。
一人でも夢の家でがっかりさせられる人が減れば、との思いです。
自分のできる範囲で福祉活動、なのかもしれません。
ただし、工事金額をものすごく安くすることも出来ません…。
ここでまたジレンマが生じます。
お客さんに工事金額が少しでも安くなるよう努力はしているのですが、
自分の生活を守るため、会社を守るため、会社で建ててくれたお客さんの将来のメンテナンスを守るため、
会社に協力をしてくれる業者の生活を守るため、それなりに利益をとらなくてはなりません。
またこちらサイトの考えばかりではなく、工事依頼をしてくださるお客さんにとっても、
金額を安くすることによって業者の質を下げたり、住宅の性能を下げる訳にもいきません。
利益とは何なのか…。
わたしたちの工事金額は、それ以上・それ以下は基本的にありません。
どのお客さんにも適正価格で提案させていただいているつもりです。
過去のお客さんにも将来のお客さんにも差別が生じないために。
会社は、みんなの生活を守らなければならないのです。
自分だけで良いなんて、ありえません。
でもやはり金額にみあった以上のものを建ててあげたい…。
永遠のテーマになってしまうかもしれません。
また工事サイドから見ると、以前は写真片手に現場へ来られるお客さんがいました。
最近は落ち着きましたが、欠陥住宅ブームによるものです。
確かに言語道断の工事をする会社は存在します。
こういう会社は廃業するべきです。
基本的には会社が悪いのですが、報道の仕方にも問題はあるはずです。
テレビで報じられるような悪徳会社はごく一部なはずです。
(常識的なところで不信感をもつ会社はいっぱいありますが。)
とあるテレビ番組では、絶対に危険を感じるリフォーム工事なんかを、
あたかも素晴らしいデザインリフォームに変身させたような映像で放送しているし。
家はどんなやり方にせよ手作りになります。
そのため大なり小なりの仕上がりむらは生じます。
また、木造であれば構造自体も木の伸縮や歪みによって家が動きます。
鉄骨だってコンクリートだって動かないってことはありません。
建築業界では いたしかた無いと思う所も「欠陥」と言われてしまう時もありました。
わたしはこのあたりを欠陥と思われる方ならいたしかたないのですが、
せっかくの一大イベントである住宅の建設は、とにかく楽しんでいただきたいと思っています。
住宅建築は、お互いの信頼関係が絶対に必要です。
写真片手に現場をチェックする時間があるのなら、どういうキッチンにするのか、
どういった家具を置いて生活するのか、どういった内装にするのか悩んでいただいて欲しいです。
予算の関係で妥協の連続になってしまうかもしれませんが、
まだこれらの方に気を遣っていただいた方が嬉しいです。
至らない点はまだまだ多く、頼りないところも多いと思いますが、
工事に対しては精一杯気を遣っているつもりです。
昔のように、建て主さんたちは家づくりに対して楽しんで欲しいです。
人生に何度ともないイベントなんですもの。
出来る限りわたしたちが構造の部分を頑張りますから、
一生の思い出、楽しかった思い出になるように、皆でがんばりましょう!
かなり偉そうになってきました
やっぱりもうやめておきます
自分の考えを少しでも書かせてもらえただけ(勝手ですが)ありがたいです。
ただ、こんなわたしとは考えが合わない、ファンホームで家を建てたいけど遊ぶ馬は嫌だ!
という方は、もう1人会社で働く別の人がいますので、そちらにご相談ください。
わたしはそれなりに合わせようと心がけますから、その時はご安心を。
また、すでに建ててしまった方々は諦めを!
でも、ファンホームで携わってくださった皆さんの笑顔が頂けるので頑張っていられるのも事実なんです。
これまでの方もこれからの方も、2008年もどうぞ宜しくお願い致します。
p.s あ~ぁ、ほんとこれ以上歳をとりたくないよぉ…。
ドラゴンボールを集めて、シェンロンに「ドラえもんが欲し~い」って願おうかなぁ…。
ん 何でドラえもんなんだ?