風に語りて

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小菅(目黒)

2007年10月24日 22時07分20秒 | 美味しいものを食べる
 このお店は権ノ助坂沿いですから、目黒駅に程近いところにあるといえます。
 坂は上り下りで双方一方通行ですが、上る側に向かって左手に見えます。

 他の方のレビューを拝見すると「えっ!!ココ!?」な表現が見られたりするのですが、
それを分かっているので躊躇することなく店の扉を開けます。いや、位置的には「スナッ
クがある方が適当なようですが」というトコロ。

 お客さんは男性二人連れが一組、カップルが一組。お店は4人席が4、5組大丈夫なと
ころとカウンターが6、7席ほど?

 カウンターの一番奥に陣取ります。あ、厨房には店の大将が。

 「ご注文は?」
 「っと・・・『菊姫』と『玉子焼き』を」
 「かしこまりました」

 店員さんは妙齢の女性お二人。少し表情が硬い方にお願いをします。

 「お通しです・・・」と揚げだし豆腐をもうお一人の女性に頂きます。

 あぁ、これが「奥さま」ですか・・・。
 営業を超えた笑顔の、なんて表現もどちらかでみかけたくらいの満面の笑みを浮かべつ
つ差し出されただけである意味「納得」。薄汚れちまった身には「そこがクセモノ」なん
て思うのが普通でも、プライベートなのでそれをそのまま受取ることにします。

 暫し後に玉子焼きも到着。
 お蕎麦屋さんのそれってあまり口にしたことがないのでどうこう云うことはないのでし
ようけれども、あまり肩肘張らず卵の自然な甘味があるようで堪能させていただきました。

 で。
 せいろ(大盛)をお願いします。

 出てきたそれは多少平たく、しかも太さも多少のバラつきが。
 お~、機械ではなく「手」ですかあ。

 頂きましょう・・・。

 蕎麦は大将のこだわりなのでしょうね。噛み応えのある好みの蕎麦です。太さが揃って
ないのはちと述べましたがいい意味でそれも他に影響を与えているよう。香りも「蕎麦」
を食べているのねん、ということを普通に感じさせます。

 まま、ツユは少し醤油かみりんかの色が出ていたような気がしますが、蕎麦の水の切れ
具合を考えるとどこで「見切る」か「追求する」か、なのでしょう・・・。

 ソバツユは少しだけ濁ってましたかな。自分はあり難い。

 食後のデザート、というのは初めてです。くずきりでしたが嬉しかったです。

 今度は鴨せいろ??

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