ロツレ（高崎）

「ろれつ」ではありません。
西口から高島屋側に歩いて５、６分のところ。
入ったときは時間が早すぎか自分一人と大将だけ。
威勢のいい・・・いや、多少抑え気味の声でいらっしゃいの掛け声。

「イヤ水曜日だからサ、静かなんだヨ」

そんな感じの言葉を受けて隅っこに陣取り。
お通しで出たのは生タコの燻製。

ふむ？
生でも燻製とは不思議な取り合わせ。でも軽く燻したのがいいタイミングで出てきます。

おお、燻製の歯応えと生の瑞々しさが、いい感じで。

醤油出すよ、の言葉も山葵を乗せて一口。
いやはや、いいですね。

次いで、ほっけをお願いします。が、

「ホッケも燻製なんだ」

な、なにぃ～～！？(笑い)


一度燻したのを改めて焼いてその薫りと焼いた味加減を同時に味わえるって寸法。

うは～・・・

大将そりゃ反則・・・(笑い)

他にも色々な味を持ってみえそうだったのですが仕入先が休みだったらしく、またそもそ
もそんなにメニューは多種ではなくて、季節でのものを考えていらっしゃるらしく、ある
意味何度も足を向ける必要のある店かなあと。

最後は二合の焼酎を少しだけ残して辞去。大将のこだわりとキャラクタをしてまた来たい、
と思わしめる地元ならではの名店でした。


大通りから少し外れますが、機会があれば足を向けるのも良いかと思います。