ペコリーノのBL読書日記

BLスキーのペコリーノのBL読書日記。素人の感想&個人的な覚書です。100%自分向けのためネタバレ全開です。

「トリニティ~永遠のマリアージュ」弓月あや・著 イラスト・汞りょう  プランタン出版プラチナ文庫

2010-03-03 13:06:41 | 読むんじゃなかった
「トリニティ~永遠のマリアージュ」弓月あや・著 イラスト・汞りょう  プランタン出版プラチナ文庫
 2009年6月25日初版 244ページ 571円+税

 リニューアル前のプラチナ文庫なのでまだ表紙がキラキラしております。

 ストーリーは・・・天涯孤独の慧の許に突然現れた双児の幼馴染み、アンブローズとアリアス。彼らは慧の奪われた財産を取り戻してくれた。その上でそれぞれに求婚された。嬉しくも狼狽える慧。彼らの愛情は真実なのだろうか。愛に貪欲すぎて、慧はどちらの手も取れない。だが兄の存在に焦ったアンブローズが、手荒く押し倒してきた。無垢な躰に劣情を刻まれながらも、狂おしい眼差しに歓喜し、慧は身悶える。なのに。アリアスを思っても、躰は切なく疼くのだ…。三人の交錯する想いの行く末は…!? というもの。

 とにかくアマアマ。

 金持ちだったけど、両親が死に、親族に財産を掠め取られた主人公は、家を追い出されて貧乏アパートで生活をしております。
 ド貧乏になってもひねくれることなく、前向きな主人公。
 そこに大金持ちの幼馴染の双子が現れ、「こんな悲惨な生活をしているなんて知らなかった。助けが遅くなってごめんね」と、窮地の主人公を救ってくれます。
 小公女みたいな話だな、と思いました。

 とにかく全編通してアマアマ。
 主人公は初回の合体から感じまくりでもだえまくり。
 双子の両方とも好きなの!というわけで3Pでハッピーエンド。
 でも、主人公を取り合う双子が「カレ(双子の片割れ)は自分の半身。カレを差し置いて君を取ることはできない」と言って、主人公を抱きながらキスするって場面で「双子は単にお互いが好きで主人公をダシにしてるだけじゃないの?」と思った次第です。

 砂糖が多すぎるケーキのような作品なので、好みは激しく分かれると思います。私はダメでした。

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