ペコリーノのBL読書日記

BLスキーのペコリーノのBL読書日記。素人の感想&個人的な覚書です。100%自分向けのためネタバレ全開です。

「エンジェル・ヒート」西野花・著 イラスト・鵺 白泉社花丸文庫BLACK

2010-02-25 02:10:30 | 読むんじゃなかった
「エンジェル・ヒート」西野花・著 イラスト・鵺 白泉社花丸文庫BLACK
 2008年11月25日初版(2009年9月10日第三版) 228ページ 638円+税

 えっ!この本、少なくとも三刷なの?驚きです。

ストーリーは・・・母親の治療費を稼ぐため、巷で噂の媚薬・エンジェルヒートの秘密を探ることになった七瀬。通称ヘヴンと呼ばれる非合法組織に潜り込んだまではよかったが、逆に策にはまり、不定期に開かれる秘密クラブの見世物として、初めての身体をさんざんに嬲られてしまった。「極限までいやらしい身体に仕立て上げて、男なしではいられないようにしてやるよ」その日から七瀬は、ヘヴンのトップである景彰と漣の性奴となり、絶え間ない淫虐に晒される。しかしどこか甘いそれに、心まで酔わされて… というもの。
 
 奴隷になるっていってんだけど、ご主人様に対しての言葉遣いは乱暴だし、ご主人様もヤる以外は奴隷扱いしていないので、奴隷の身に落とされた(あるいは、奴隷にならざるえなかった)受けの悲壮感みたいなものは皆無。

 なぜか奴隷に快楽を与えてアンアン言わせるだけのご主人様。
 ほかの男の貸し出されそうになりつつ、「どうせ、ほかの男にはヤらせないんだろう」とミエミエなので盛り上がりもありません。
 ひたすら受けがアンアン言わされているだけのヤマなしオチなしイミなしの正統派ヤオイ小説。
 相変わらずこのレーベルはバカ高いのに、こんな内容ナシ、文章力未熟なエロ話を読んでしまし後悔しきりでございます。

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