誰がここまでだと思っただろうか？

トレースがバレて、現在休筆中の新田佑克先生。
　検証サイトがあって、有志による検証作業が続けられていますが、とうとう、トレースが確認されたものが150件を超えました。
　同じ盗用もとからは、複数あってもまとめて１件と数えているので、実際のトレース等は150件よりずっと多いですし、まだまだ確認作業は続いています。

　詳しくは新田祐克氏　盗用問題検証をご覧ください。

　これまでもトレースだの何だので問題になった作家さんはたくさん居ます。
　去年だったか、少年漫画誌に掲載された読みきりマンガのコマの殆どが、いろんなマンガからのトレースだということが発覚したこともありました（盗用元が見つからなかったコマがたった数コマしかなかった。もしかしたら全コマトレースだったのかも・・・）。

　それと比べればまだマシなのかもしれませんが、2008年6月後半に２ちゃんねるで新田先生のトレースについて話題が出てから、わずか４ヶ月で150件以上のトレース等が見つかったのにはびっくりしました。
　素人である私からすると「そんなにトレースしてたの？スゴい！」って思いますが、実際のマンガ製作の現場では、広告写真などからのトレースなんて当たり前なんでしょうか？

　最近はさすがに検証のペースが下がって来ていますが、今後も検証→発覚は増えると思います。
　どれだけトレースしていたのか、真実を知るのは新田先生だけ。
　謝罪文を出して休筆をされるだけではなく、どれだけトレースをしたのかということを新田先生自ら明らかにされたほうがいいと思います。

　それにしても・・・・・・「春抱き」の10周年記念ペンダントのデザインまで盗作だったというのは驚きました。デザインを見たとき、「カッコ悪いよね、これ」と思っていたので、宝飾品デザイン素人である先生自らがデザインしたと信じていたのに（笑）。