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こっそり音楽日記

BGMを聴くのも作るのも好きな音楽野郎の、日々のあれこれをこっそり書き留めていきます。

DAW入力機器としてのMagic Trackpad

2010年09月13日 | ハードウェア
appleから新しく登場したマルチタップ対応のインターフェースを触ってきました。
iphoneで好評の、マルチタップによる画面の拡大やスクロールに加えて、つまんでヒネることが可能ということで実際どんな感じなのかをアップルストアで確認してみました。

店頭のimacにインストールされていたGARAGE BANDを触ってみました。
残念ながらヒネりには対応していませんでした。純正DAWで対応していないということはほかのソフトウェアでも同じように未対応なのかと思います。

また、2本指でスライドするとドラッグと同じ効果があり、つまみやスライダーをポインティングし、2本指スライドをするとツマミやスライダーを動かすことができるのですが、10ポイントずつ変動してしまい細かな調節は難しそうです。もちろんMagic Trackpadのセッティングで改善できると思いますが、そうすると移動が遅くなることが考えられるため、現状考えられる実際的な使い方はマウスの補助器具として、移動=マウス、画面の拡大縮小やスライダー操作=Magic Trackpadという感じでしょうか。

正直今の状況では同等のことがトラックボールでできてしまうので、この為に6000円かけるのならKORGのnano kontrolなどを購入した方が良さそうです。

MIDI インターフェース買い替えました

2010年07月26日 | ハードウェア
以前から調子の悪かったMOTU MIDI Expressに見切りを付けて、ローランドの2in2outのMIDIインターフェースを購入。今はつなげる機材がマスターキーボードとXVしかないので十分です。

Expressも思えば10年よく持ってくれました。でもMTC(MIDIタイムコントローラー)とか、MIDIクロックとかほとんど使わなかったので、安いMIDIインターフェースで十分だったなあ。MIDIインターフェースは動作がしっかりしていればローコストでも十分です。

復帰

2010年05月24日 | ハードウェア
年度末のゴタゴタや担当エリアの移転など、仕事面でのゴタゴタが落ち着いたので音楽活動をそろそろ再開します。
復帰記念にsample tankの拡張音源キャンペーン(厳密に言うと違うけど)で音源を購入しました。
sampletankはスケッチ用音源として使いやすいので重宝します。ドラム、ギター、エスニック、ストリングスなどを導入予定。XV5080だと音源拡張に最低でも20000円かかっていたので、その3分の1で6倍の音源が手に入ると考えると、ビバソフトウェア!
まずは3連休をとって耳コピします。それまでに仕事の実績と、制作環境のセットアップを始めます。

シンセデモをいじって

2010年02月25日 | ハードウェア
サブシンセサイザー候補のAlbino3,refx,circleをいじってみての感想。

・どれも操作がわかりにくい。
 時間もないので、マニュアルを探さず、直感でいじってみましたがわからない。昔ながらのアナログシンセを模していても、どれも高機能なので、操作を覚えるだけでも大変そう。

・音の太さはCrcle>refx>albino3
 Albinoはそのままだと正直使えない音立ちの悪い、平凡なサウンドで期待はずれだなあと思っていましたが、コンプレッサーにかけたとたんにかっこいいサウンドに大変身しました。リズミックなダンス系に使えるプリセットが多く、おもちゃとしてほしい感じ。refxはコンセプトがリズミックなダンスにあうサウンド作りの為のシンセなので、これもおもちゃとしてほしい。

 イメージを形にするという意味では、結局circleが一番いい感じでした。

しかし、結論としてはメインシンセのomnisphereをもっと使いこなそうということに落ち着きました。

理由としては、omnisphereが音作りのGUIという意味では一番使いやすいこと。プラグインを複数立ち上げると画面が埋まってしまうこと。の2点。

今はデュアルモニター環境ですが、それでも全然足りません。また、どのシンセも画面が小さいので字が読みにくい。理想としてはPCヲツナゲラレル37インチくらいのTVでソフトシンセ、サブモニターでミキサー、imacでDAW操作という形が理想。

nano pad買いました

2010年02月25日 | ハードウェア
今更ながらにnano PADを購入しました。理由は衝動買いです。6000円という価格から、ペラペラの安っぽいものを想像していましたが、結構ずっしりしていて、パッドの質感もよかったので買ってみました。

STYRUSやBATTERYなどのリズム音源用のコントロ-ルと、タッチパッドでのエクスプレッション、モジュレーションの快適な打ち込みに期待しています。

ひさしぶりにリアルの楽器屋に行きましたが、やっぱり楽器は触ってみないとわかりませんね。KORGの赤いエレピは思ったより音が薄かったり、DTM用のMIDIキーボードもメーカーごとの一長一短が面白かったり。見てるだけでも楽しかったです。そのほか印象に残ったのはKORGのM3 expanded。アナログモデリングかと思っていましたがPCM音源で、かなりいじりやすそうな面構えをしていました。カッコイイ。


さて、nanoPAD。早速遊んでみたら、意外な使い方を発見。
(1)アルペジエイター的なフレーズ打ち込みができる。
 nanoPADは12個のパッドがあるので、1オクターブの演奏ができます。音階の並びが違うだけでピアノ鍵盤とは違う発想が楽しめます。

(2)テクスチャーの貼付けに最適
 omnisphereのようなテクスチャー的なサウンドをベロシティや音階を感覚だけで入力できます。タッチパッドもピッチベンドやモジュレーションホイールと違った感覚でいじれるので、音の世界に簡単にハマれます。ただしパッドの解像度?が若干荒いので、オーケストラとかでの利用はちょっと気をつけた方がよいです。

セッティングのソフトも非常にわかりやすく安定しているのでストレスもありません。おすすめです!

ホラー

打ち比べ

2010年02月24日 | ハードウェア
魔女の宅急便の「海の見える街」のイントロ4小節を打ち比べ。
XV5080、MOTU Symphonic Instrument、Sample Tank2を使っています。

PLAYERエンジンのquantum leaps east west symphonic orchestra(QLEWSO)はサンプルデータのインストールが不完全のようで、まともにデータを作れませんでした。

打ち比べ

どれにどの音源を使ったかわかりますか?エフェクト面で差がでないように、どれもDPのリバーブを同量しかかけていません。

<メモ>
■Roland XV 5080
・ミキサーがないため、ソロモードにして各パートごとに仕上がりを確認することができない。
  →ミキサー買うしかない。

・ソフト音源と比べるとオートメーションが面倒。でも慣れているので早い。

■MOTU Symphonic Instrument
・バウンスできないのが面倒。設定のが悪いのかなあ?
 →ソフト音源のよさはオートメーションやバウンスに手間がかからないこと、音色管理がしやすいこと。
  バウンスができない以上、MSIはこの音が欲しいという時のサブ音源。木管系に色気があってよいです。

・音色は、曲調にはまらないものはフィルターやADSRをいじってもほとんど変わらない。大容量サンプル音源に共通しているけど弱点がある。基本大容量音源はバリエーションをたくさん持ってなんぼなのではないだろうか。

■Sample Tank2
・XVとMSIの中間的存在。バウンスもできて、音色の調整も効いてよいけど何となく中途半端。
・長年のナゾだったエクスプレッションの付け方がわかりました!詳しくはコチラで。
・DPの不具合で、MIDIデータやパラメータをいじっていると発音が止まらなくなることがある。ファイルをもう一度ロードしないとなおらないのが面倒。

正直スケッチ音源としてはXV5080が一番良い感じです。理由は音に融通が利いてイメージにあわせやすいことと、不具合がない!これにつきる。

ソフトシンセは基本不具合があるものとして考えた方がよいのだろうか。でもそんなものを「商品」と呼んでもよいのだろうか?LIVEを開発しているabletonは、LIVE8の発売後に当分の間開発リソース(人手)をデバッグにまわし、拡張しすぎてての回らなくなったデバッグを徹底的にするとの発表をしましたが、MOTUも考え方を変えないと。。。拡張路線はAPPLEのLOGICには勝てないんだから。

シンプルにシンプルに

2010年02月24日 | ハードウェア
ここしばらくspectra sonicsシリーズで遊んでいましたが、音は良くなったけど楽曲的なレベルが上がっていないことにふと気づきました。音が良くなったと言っても、テクスチャーの質が良くなったCGと同じで、モチーフが同じでは意味がない。そんな当たり前のことに気づいた次第です。

そこで、改めて軌道修正。方向性をシンプルに2つに絞り、それに向けて少ない時間をかけていくことにします。

■音楽方針
主:オーケストレーション中心の作風
副:エレクトロニカ

■マルチ音源
主:sampletank2?
副:Playerエンジン?

■シンセサイザー
主:omnisphere(手早く音が作れるシンセ&テクシュチャーシンセ)
副:Albino3?(手早く音が作れるアナログ系シンセ)

■サンプラー
主:Kontakt?(メインサンプラー、積極的な音色加工も)
副:Stylus(グルーブを出しやすいリズムボックスとして)

機材はこれだけにして、後は曲作りに専念していきたいなと考えています。

?の部分はデモ版や手持ちのものを試してしぼっていきます。
現在メイン音源検証のため、ある曲のMIDIデータに対してsampletank、Motu symphonic instrument、XV5080、PLAYERエンジン(QLEWSO)を当てはめて、動作/音色/操作性を検証中です。

ところでMOTU製品の輸入代理店がかわりましたね。サンレコの主要シーケンサーの連載記事からも外れたし、経営的にMOTUはかなりまずい状況なのではないのでしょうか。ということもあって、MOTU製品からの脱却も今回の検証には含まれています。

ハードシンセ導入

2010年02月18日 | ハードウェア
以前から持っていたrolandのJAP8000というアナログシンセを現場復帰。以前XVを久しぶりに使って、音が良いのに驚いたのと、JPの扱いやすさが今後のシンセ中心の楽曲に役立つのではと思って導入しました。

JP8000はハードシンセとしては出音がちょっと細いため、DPでアサインしているオーディオトラックにコンプ、ディレイ、歪み系のプラグインを立ち上げてから接続しました。

久しぶりにいじってみると、低音系は使えないものの、軽い音や高い音で役立ってくれそうです。何より10年以上の付き合いなので、何ができて何ができないかを熟知しているのが強みです。

弱点はJPは2パートしかないので、3種類以上の音を作ろうとすると一旦オーディオにしなければいけない点。逆手に取って短いループをたくさん作って、組み合わせていくという使い方もできそうですが、DPよりLIVEの方が向いてそうな作業です。試作品をDPで作ってみましたが、やはりAUXセンドや、トラックのオンオフがコントローラーでできないため面倒。

ワンポイントで効果音などに使うのが良さそうです。

キャラメルマン1号

試験中の機材

2010年02月08日 | ハードウェア
spectrasonics stylus rmxを購入。当面はシンセ研究の試作品の適当なリズム作成に使用していきます。グリッチなどの操作が簡単にできそうなのと、ループサンプルなどからオリジナルのパッチが作れるのが決め手でした。omnisphereとの連携も楽しみです。

その他、購入を検討している機材をデモ版で試しています。

yellow tools independence free2.5
 ループ編集用サンプラーとして試用中。
 他社フォーマットの変換はいろいろと問題があるようなので、これはmachfive2のお仕事として考えています。
 ブラウズ機能が秀逸のようなので、気に入れば有料版を購入予定。となるとmachfive2はお払い箱か。

future audio workshop circle
 シンプルな操作性のソフトシンセとして試用中。
 前回わかったデメリットのマルチパートについては、逆にMIDIコントローラーを活用しやすいのではないかと踏んでいます。同じくアマウント量の調節も、MIDIコントローラーでできれば全く問題なし。

celemony melodyne
 コーラスを作ったり、アルペジオを作ったり、耳コピに利用したりと、どこまでやりたいことができるかをチェック中。

続machfive2 研究会 略してmach研(了)

2010年01月31日 | ハードウェア
結論やっぱり使えないmachfive。

以前から気になっていましたが、machfiveはDP6でバウンストゥディスクを命令すると、サンプルをリロードするというバグがあります。

なおかつ、machfive上で波形をいじってもセーブできないというバグもあります。

これを複合すると、いくらルオーディオをいじって、パッチをエディットしても、バウンスしてオーディオデータにすることはできません。

【追記】
スライス程度なら記憶してくれるようです。
またバウンスはできませんが、machfiveのアウトプットをBUSアウトに設定して、オーディオトラックのインプットにつなげれば、リアルタイムでの炉君は可能です。


はっきり言って、商品レベルとは言いがたいソフトサンプラーと言っても過言ではないと思うのですが、なんでみんな問題にしないのだろう?プロでも使っている人がいるみたいですが、みんなプレイバックサンプラーとして使っているのかな?商品案内では何でもできるソフトサンプラーとありますが、正直プレイバック的な部分しか当てにできません。

試す気力もありませんが、おそらくプレイバックとして使っていてもバウンスするとADSRなんかの設定はセーブしておかないとリセットされる可能性が高いです。

今回は締め切り前で、トラックダウン直前でこんな事実が判明し、さすがに萎えました。。。
よく売るよこんなもの。。。