エレクトロニカをどうしても作りたくて、買ったのはいいが、使っていなかったLIVE8 Introを使ってみました。
自分のための覚え書きですが、これからLIVE導入を検討している方、セッションビューがわけわからんという方(自分がまさにコレで諦めた)のご参考に鳴れば幸い。
■LIVE introでできないこと
・sliceなどのサンプルエディット。頭出しやお尻の調整はできる。(具体操作は下記、ループの基本操作)
・drum rackのセル編集(サンプルの置き換え、コピーなど)
・omnisphereなどマルチティンバー音源の2ch以降のパートをコントロールできるExternali Instrumentがinstrumentラックにない為、ボリューム設定などがLIVEからはできない。
マルチティンバーの設定方法 。MIDI toを使えば鳴らすことだけはできる。liveの特性(直感的に適当に音が作りやすい)を考えると、マルチティンバーも1chしか使わない方がよいかも。
・外部インスメントトラックは4つしか使えない。(マルチティンバー音源ならMIDIトラックを増やして鳴るパートを増やすことは可能。8パート対応マルチ音源なら8×4トラックで32パートは鳴らせる。
バウンスがうまくいくかはこれからチェック。バウンスも成功)
・結局、制限が多すぎるのでLIVE9 suiteにアップデートしました!
Introはパート数に制限があり、オーディオのスライス、適当に並べるなど、LIVEでやりたいことができないのでデモ代わりととらえた方が吉です。
また、触ってみた感想として、LIVEのよいところは(1)よい意味での適当さ(2)LIVEだけで曲作りを完結できる(3)めちゃ動作が軽いの3点にあると思います。
そんな点からアップデートはLIVE standerdではなく、suiteを選択すると、楽しさ倍増ではないかと思います。(今アップデータのダウンロード中)
■基本操作・基本概念
基本的にsleep freaksさんのyoutube動画リストの1~15を見ながら基本操作を覚えました。
それ以降はIntroではできない項目なので飛ばしました。
sleep freaksさん
Making Electro House Music in Ableton Live by Timofey
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Robert Lippok on Ableton Live 9
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Make music with Ableton Live
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などのサイトで基本的な操作と制作イメージをつかみました。メイキングビデオは操作だけでなく、こんなこともできるのかというイメージ作りの参考にもなりました。
LIVEはDigital Parformaに比べて、圧倒的にこのようなレクチャー、TIPSサイトに恵まれているため、マニュアルを調べるよりも、ググった方が答に近いです。
■設定編
(1)外部音源の設定
Abletonで、MIDIで外部シンセを鳴らしてオーディオ録音すると波形が遅れて録れてしまう場合の解決法
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接続方法
マニュアル
基本操作を覚えたら、とりあえず曲を作りながら詰まったところを調べながら覚えていきます。
以下が詰まったところ。
■グローバルクォンタイズ
例えばクリップの再生タイミングを小節の頭にしたいときは、これを1barに設定しておく。
しておかないと、クリップの再生ボタンを押した瞬間にクリップが再生される。
http://www.otaiweb.com/al/livedj.html
派生)クリップはワンショット再生や、1小節だけ再生して次のクリップに進むなどの設定もできる。フィルインなんかに応用できる。
http://blog.soundathlete.com/tips/ableton-live/482/
■オートメーション
?)クリップの切り替えの上書き、編集方法
この辺りはまだ手探り状態です。基本アレンジビューでつぎはぎすれば何とかなる!
?)クリップのオン、オフの編集方法
現象はアレンジメントビューでspeaker on/offをオートメーション入力していたが、反映されなかった。原因はアレンジメントビューを開いていても、主たる管轄がアレンジメントビューに設定されていないと、セッションビューの状態で再生されてしまう。最上部の「アレンジメントビューに戻る」ボタンでマスターをアレンジメントビューにする。
・MIDIコントロールのオートメーション
クリップウィンドウ>Envelopeの左上のプルダウンで「MIDI Ctr」を選択、その下のプルダウンでコントロールナンバーが選べるようになるため、そこでPANやボリュームを選択する。これで外部マルチティンバー音源のパートコントロールが可能になる。
■ループの基本操作
Ableton Liveとサンプリング
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1)ルーラーに出てくる灰色のタブ上で右クリック「1.1.1をここに設定」
2)ワープマーカー挿入
(注)これは取り込んだオーディオの頭出しとお尻の設定です。Introではオーディオのカットはできません。
派生)スライスのヒント
Ski Beatz - Unique techniques with Ableton Live
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