そらそら☆パラダイス

ジャックラッセルテリアのそらがメインではありますが、食べ物とか観劇とか製作物とかもろもろ掲載していきます

シアター・オン・アイス

2006-03-04 | Weblog
シアター・オン・アイス」(有明コロシアム)見てきました!オリンピックより大分前の発売時に取ったので、大して競争率も高くなく、しかもとてもいい席(ロイヤル席のちょっと上あたり)が取れたのですが、何と何と静香さまが金を取ってから値は吊り上がり、10万円くらいまでいってしまったようですね。いやいや、日本人って・・・。
総合的にはとても満足のいく内容でした。惜しむらくはスルツカヤと村主の欠場・・・。がーん。生スルツカヤ見たかったけど、難病の彼女には長時間のフライトがドクターストップだったらしい。
さてさて、最初はオリンピックの成り立ちから始まってショー仕立てで華やかに始まり、出演者達がさらに華やかに登場して会場は一気に盛り上がり、ウラジミール・ベセディン&アレクセイ・ポーリシュクのコンビが更にかなり盛り上げてくれました。もうサイコー。これ見られただけで、前述の2人の欠場はどっかに飛びました。彼らは3回登場したのですが、それぞれに笑いとおおっって声出したくなるようなアクロバティックな演技ですっごい楽しめました。坊主頭のごついおにーちゃんと小柄でどこか貧相ささえ感じるおにーちゃんのコンビで更に効果的な感じです。
久々登場の本田君はちょっとがっかり・・・。孤高の男子シングル選手であった繊細なイメージはどこへやら、きっと開放感なのでしょうけど太ってたし衣装は地味だし、あれではプロスケーターといってもちょっと心配になるくらいです。
高橋君はオリンピックでそのジャンプを出してくれればってほど調子よくジャンプして、女性のハートを更に鷲掴みにしていました。私的にはトリノオリンピック男子シングル3位カナダのジェフリー・バトル君が好みなのですが、高橋はイケメン路線で人気だそうです。
美樹ちゃんはとても楽しそうに滑ってましたねぇ。あれはあれでよし、って感じです。カナダに繋げてほしいなぁ、と応援したくなる華やかさが彼女にはありますね。4回転だけに頼らず、他の所でも成長して欲しいなと思うところ。
その他、ロシアペア、ウクライナアイスダンスなどなどうっとりするくらいのプログラムが続いて、さて真打ち登場のプルシェンコ!相変わらずの軟派ぶりで、最初の登場の時には観客席に入っていって女の子に抱きついていましたが(抱きつかれた女性は放心状態でした)、本チャンのプログラムではきっちりばっちり奥義のステップを決めていました。う~んさすがとしか言いようがありません。
そして最後に静香姫。会場の空気が一気に変わりました。このショーは彼女の凱旋公演といっても差し支えない感じになってしまいましたね。イナバウアーもきちんと組み込んで女王の貫禄健在といった感じです。TVのインタビューでは試合に関しては消極的な発言をしていましたが、最高位のメダルを取っちゃうと、万が一でも落ちたくない気持ちはわかるけど、まだまだ挑戦を続けて欲しいなと思うところです。挑戦していってこそ輝くものも増えていくと勝手に思ってしまうのは、観客側の勝手な思いこみですかね??
最後はまたまたショー仕立てで締めです。まるでアンタッチャブルを彷彿とさせるような倦怠感のある演出で禁酒法の時代設定らしく黒とか白系の衣装でまとめて、出演者がそれぞれ華麗に滑って一気にフィナーレへ。あっという間の2時間30分だったのでした。やっぱアイスショーは楽しい♪今後の目標は、キャンデローロさまが現役の内にショー見に行きたいっ。