さて、ピーコックバス、1日目、
マレーシアのピーコックバスは、Cichla monoculusという種で、
私たちがメディアで見るアマゾンでのピーコックバス・フィッシングで見られる種とは異なる。
詳しくはグランデ小川氏のHPが体系的にピーコックバスの説明をされてらっしゃるので、
是非ご覧ください。勉強になります!
http://amazonfishing.blog134.fc2.com/blog-category-6.html
ここで読んでいると、現在、東亜ブリードのオセラリスとして、日本に流通してるのは、
全部モノクルス種なんじゃないかな??って思います。
というか、東亜で見られるアイスポットシクリッドって、
テメンシスとモノクルスしか見た事がない・・・
自分の無知かもしれませんが、詳しい方いらっしゃいましたら教えてください。
マレーシアにモノクルス種が入ってきたのは、1995年代のことで、
ストーリーは、是非現地で聞いてみてください!
さて、1日目。舗装された道から、オフロードコースへ。すごい道で、笑ってしまった。
天気は晴天。
これから、素晴らしい1日が過ごせることを期待して、ボートに乗り込み、
錫の採掘場の後に出来たこの広大な池をポイントへと進んでいく。
ピーコックバスと遊ぶタックルを先に紹介しておこう。
今回の相手はモノクルス種だと聞いていたので、
軟弱な管理人の手首にも対応しうるライトなタックルセッティングで挑んだ。
管理人は、
・ロッド:ノリーズ HB560L
・リール:カルカッタのシルバーのやつ50XT
ラインは、後述するが、PEが絶対良かったです。初日はナイロン14lbを巻いていたのですが、ジャークするときに、ラインが伸びちゃって釣りにならず。
リールは、カルカッタのようなローギアタイプじゃなくて、ハイギアにしないと、リールの巻く手首が死にます。よって、ゴールデンギア比は、5.8:1とか、6.4:1とかが良いかと思います。
(ただし、ジャイアントスネークヘッドは、ローギアが良いよ!タックルは別々に用意しよう!)
ピーコックを狙う際になるメインシチュエーションは、このような写真のところ。
写真の右側に見える、ウィードのエッジに向けて、出来るだけディスタンスをとって
正確にキャストしていかなければ、釣りにならない。
よって、飛距離が稼げることと、ディスタンスをとってからでも、
ミノーであれば、エッジに潜むピーコックを引っ張り出せるような、
キレのあるアクションをしっかりと出すことが必要になってくる。
ナイロンであれば、20lbが一番なのだが、そうなると、自分のタックルでは、
どうしても糸巻量が少ないことがネックになるのと、どうしても飛距離が出ない(テクなし)
で、PEを使うことがオススメなわけです。
PEとショックリーダーとの連結は、FGノットで!
ジャッキー・チェンのタックルは、管理人がジャッキーの為に用意した、スピニングスタイル。
・ロッド:BASS ONE 2581-2(改):(っていっても、研究室の先輩が残していった、折れたバスワン。ガイドセッティングしなおして、直したもの。要はレングスが短く、扱いやすいので、
採用!後にボルネオでハロワン(ストライプスネークヘッド)との対決で大活躍!!!
・リール:シマノ ツインパワーMg 2500
・ライン:PE1.5号
ジャッキーは1日のみピーコと遊び、2日目は、キャメロンハイランドに旅立つので、
管理人が用意した。ロッドケースも一つに纏めるが吉。
エアアジアだと、追加料金何千円か取られちゃうそうです。
(W松コンビさんが教えてくれました!)
・用意するべきルアー
管理人も正直迷いました。
~行って思ったこと~
ピーコックの反応は、細かくいうと毎日違う!
水のコンディションもスコールがあるので変化する。
用意すべきルアーはいろんなのをもっていくと良い。
カラーはそこまで重要でないが、水の状態で、応用が利くように、
先ず基本は、ホワイト!
濁っていたら、クローム系、クリアなら、ナチュラル系とその場のコンディションに合わせることを勧めます。ガイドさんに聞いてみてね!
(W松コンビさんは、金黒のフラッシュミノー(サイズ教えてね!)でヒットさせてたよ!)
A:TOP WATER
1.ペンシルベイト
(おすすめはドッグXでした。反応が段違い。他にはTDペンシルの9.5mm、
他のルアーにも共通するのですが、シーバスに使うようなペンシルとか、ミノーとか◎です。)
2.ポッパー
(ストームのチャグがオススメ、「ボワァーン」って音が、大きめのピーコを狂わす。)
3.スイッシャー
(使ってると楽しいです。)
4.バズベイト
(ウィードの中に突っ込んでもOK!)
5・ウィードの上をオフセットフックでひけるソフトベイト
(ウィードのポケットの中にも落とせるのだ!)
B:MINNOW
まず重要なのは、フローティングと、サスペンド(シンキング)を用意すること。
食ってくるレンジにアジャストできるようにね!
で、次の重要なこととして、ウィードに対し、すり抜けのよい、スリムなタイプのミノーを用意すること。(サイズは基本として6~9cmのルアーが良いと思いますよ!)
今回使用したのは、
1.DUELのハードコア90SP
2.ラパラ:X-RAP8
3.ボマー ロング15A(フローティング)
4.サージャー(ミノージグ):今回最大魚をゲット。
あと、サージャーつながりで、ワンダーとかもいいと思う。
引っ張り抵抗が比較的少ない方が、かなり楽です!(本当に暑さも併せて疲れるんです・・・)
C:OTHER
1.フェザージグ:ハデハデなのが良いです。
2.サケに使うハデハデなフェザー付きのフックと、それを飛ばすメタルジグ
(昼間メイン、ウィードの縦ストにつく、ピーコック用)
さて1日目に戻ろう・・・
スロープから、写真のような水路をとおって、繋がっているもう一つの池へ
すごい雰囲気がいい!!!気持良すぎる早朝!
そしてやってくれました、ジャッキー。
朝1、3投目で、してやりました。
写真の奥に見える、ウィードの間にドッグXを入れて2~3アクションぐらいで、
「ぼぉーん!!!!」
「ぎゅぎゅぎゅーーーーーん!!!笑」
ウィードの中にもごもごもご
でも、そこから、なんとか引きはがして人生初ピーコゲット!!!
見事なピーコ。バスワンは、このサイズのピーコの前では、完全にパワー不足でした。。。
ただ、全然おk!多分!、キャッチ出来たし!!(笑)
そして、私は、ひたすらミスバイト、、、出るけど乗らん!!
ピーコ釣りは、何回もバイトに出てくるのはビデオとかで見ててもありますよね!
朝は、やっぱり気温が低いせいか、追いかけてきて、も出ることはあまりありませんでした。
特にナイスサイズなのはね!そしてモーニングチャンスを逃し、
時計の温度計が39度を示す、激熱のお昼へ・・・
その後、釣れない・・・・
お昼に差し掛かったころ、ジャイアントスネークヘッドのヤングを発見、すかさず、2人キャスト!
「出ない!!!!!泣」
で、高速回収中のジャッキーのハードコアミノーにヒット!!
ピーコの高速リトリーブ。
セオリーだそうです。
(どんくらいはやいかっていうと、手首が軽く唸るくらい、グリグリ巻くぐらい)
↑それでも時速7kmぐらいか。。。
そして、管理人は、出るが乗らないを繰り返す。。。
そして、ジャッキーをめちゃくちゃ羨ましがる管理人。
ジャッキーさらに追加
管理人、絶句(笑)
午後4時前、雲行きが段々あやしくなってきた・・・
遠くに見えるところでは、局所的にスコールが起きている。
(真ん中の黒く見える線、雨です。そこだけ、雨が降っている。)
こっちにもスコールがくる!!!しかも、雷半端ない!!こぇぇぇえええ!!!
何もない、この水の上で、しかも真上で、今にも落ちそうな雷が鳴る。
ハンドコンで戻るボートは、あまりにも遅かった・・・
管理人、必死でオールを漕ぐ。
未だかつて、こんなに雷でビビることはありませんでした・・・
間一髪で、スロープから上がると、タッチの差で、暴風と豪雨、みるみる、視界が悪くなる。
前が見えなくなる。
そして、雷が近くに落ちる・・・
「怖かった~~~~!!!!」
スコールは1時間で止んで、そこから少しだけ、ピーコ釣り。
雨の後は反応がとってもいいのだ!!
でも。。。ノーバイト。。。
そして、5時半ごろ1日目終了。
ジャッキーは1日オンリーだったのに、とっても充実!
管理人、撃沈!!!
夕飯はとってもおいしかった!!
で、W松コンビさんと反省会(というか、自分は、反省会!)
めっちゃ楽しかった!!!
そして、深夜に就寝。寝れない夜を過ごすのであった・・・
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