アメショー コチカの FIP 猫伝染性腹膜炎 完治の記録<標準治療>

2014年生後3ヵ月でFIPウェットタイプを発症後、標準治療で寛解。治療過程とその後の日々の記録。

治療開始

2015-10-16 01:14:12 | ペット
このブログを見にきてくださった方で、FIPについて
ご存知ない方はこちらをご覧ください。
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/14/153/

なお、この記事の中には、FIPを確定する方法はないと書かれていますが、
日本で(たぶん)唯一、遺伝子検査で判定が下せる、ケーナインラボというところがあります。
私も、病院での検査の前にたまたまネットで知ったところですが、
コチカの主治医もそこに検査に出してくださいました。
検査料は、病院の採血費を除いて\10,000でした。

馬鹿がつくほどお気楽で能天気な私も、
さすがに21日の血便と22日の粘膜の混じった便を見て
事態の深刻さを感じるようになっていました。
ですので、以下の主治医からの言葉も、前後関係はあやふやです。

「初めて診たときから、FIPではないかと思っていた」
「毛並みが悪くてパサパサ、痩せているのにお腹だけぷっくりしている」
「この時期の(3ヵ月齢)の子猫は毎日体重が増える時期なのに
この子は初めてうちに来たとき(2月10日)からぜんぜん体重が増えていない」
「体重が増えるべきときに増えていないというのは、
逆に痩せていっているということ」
「私が診た中で、1歳未満でFIPにかかって治った子はいない」
「この子は、1歳になる前に、99%、この病気で死ぬと思う」

「でも、(こんな状態でも)この子はまだ(死なずに)もっている。
だから、治療してみましょう」

26日の夜、FIP確定の電話をもらって、翌27日、コチカを病院に連れていき、
写真のメモにある注射と投薬での治療が始まったわけですが。



その日の帰り道、不思議なことに、天を仰ぎながら、
妙に冷静な自分がいました。
「縁あってうちに来た子がこんな病気で死ぬなんて
そんなダサいことにはぜったいにさせない」

猫飼いの経験もほぼなし、子猫の世話はまるで初心者、
そんな私が戦闘態勢に入った瞬間でした。

※戦闘態勢って、大げさで笑っちゃいますが、
当時はまさにそんな気分でした。オットにも
「鬼気迫るものがあった」と言われました。







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4 コメント

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こんばんは (kukia)
2015-10-19 01:46:42
自分のブログにリンク・ブックマークして後、肝心な事をしていませんでした。
先程、こちらのブログ紹介をさせて頂きましたので、よろしくお願いします。

こちらのコチカちゃんの事を読んでいると、晶の時の事を思い出して感情移入します。
ブログ開設して下さって、本当にありがとうございます。
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kukiaさん、こちらこそ感謝しています。 (ぴーちゃん)
2015-10-19 20:47:26
kukiaさんがアドヴァイスしてくださったおかげで
重い腰を上げ、ブログを立ち上げることができました。

1話目を加筆し、このブログをスタートさせるに至ったいきさつを書きました。また、発症後、完治の情報探しで困っている方が見つけやすいように、タイトルも末尾も「完治の記録」に変更しました。

当時つけていたメモを見ながら、少しずつ完治までの記録をアップしていこうと思います。

背中を押してくださり、ほんとうにありがとうございました。
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アメショー男のこ一歳80%FIP ‼️ (みなと)
2018-12-15 19:13:19
初めまして。みなとのままです。
うちのこが昨日セカンド・オピニオンで80%FIP で間違いないと言われました。100%助かりません。と聞いて
目の前真っ暗になりショックでてが震えました。
なんでうちのこが‼️でもあきらめられない❗なんとかしないと。
帰ってからずっと携帯で検索しました。
そしてコチカちゃん、同じアメショーで助かってる❗希望が沸きました。
100%じゃない‼️
なんとか助けたいです。もしよろしければあつかましいのですが色々教えてください‼️お願いします🙇
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みなとのまま様へ (ぴーちゃん)
2018-12-15 19:54:42
猫ちゃん、セカンドオピニオンでFIP診断を受けたのですね。

同じアメショーということで、コチカの記事を読んでくださり、ありがとうございます。

私もコチカの発病時にいろいろ調べたところ、純血種というのはやはり免疫系の病気には弱い子が多いようです。

100%助からないと言われたのですか。ではその病院では治療は受けられないということでしょうか?

私は医療関係者ではなく一飼い主にすぎませんので、具体的なアドヴァイスはできませんが、言えることは、猫ちゃんを治療してくれる、信頼できる獣医師を見つけることが一番だということと、3ヶ月でFIPを発症したコチカが、5歳1ヶ月になった今も、元気で日々健やかに暮らしているという事実です。

諦めず、みなとくんのためにも、獣医師と緊密なコミュニケーションをとって、一緒に乗り越えてあげてください。

100%治らない病気ではないのです。がんばって!
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