アメショー コチカの FIP 猫伝染性腹膜炎 完治の記録<標準治療>

2014年生後3ヵ月でFIPウェットタイプを発症後、標準治療で寛解。治療過程とその後の日々の記録。

「完治」の表現についてー闘病記の前に

2015-10-19 21:57:43 | ペット
具体的な闘病記に入る前に、ひとつだけご説明があります。
それは、タイトルにある「完治」という表現についてです。

このブログにたどりついてくださった方は
ご存知のように、FIPは猫だけがかかるきわめて致死率の高い病気です。
したがって、治療後、症状がおさまっても、いつ再発するかわからない。
治療で症状の進行をくいとめても、その猫が何歳まで生きるかわからない。

コチカの治療がひととおり終了したとき、主治医に
「治ったと思っていいでしょうか?」と尋ねたら、そのようなことを
言われました。
一命をとりとめた症例が少なくて、医学的に完治の診断が
下せないそうです。

ですので、ここで「完治」という言葉を使っているのは
ひとつには、FIPを発症して絶望的な気持ちであきらめないですむ
情報を探している飼い主さんの目にとまってほしい、検索ワードとして
より有効な単語をタイトルに使いたいということ。
そして、その言葉を使ってもいいのではないかと思う
飼い主としてのよりどころがあること。
よりどころとは、2015年5月の避妊手術時、
女の子は全身麻酔での開腹施術になるので、万が一を覚悟していた
その手術を乗り切ったこと、そしてその際の体内の様子が
健康な猫のそれであったこと。この2点で、
医学的には使えない表現、「完治」を、このブログでは
使うことにしました。

これから、当時のメモを見ながら、実際の闘病のようすを
書いていきますが、コチカが生後3ヵ月、体重740gからの
闘病スタートでしたので、もう体の出来上がった大人の猫に比べ
体重を増やして体をつくることも同時に考えなければいけなかったので、
文中に、「ウン」「チー」の単語が頻発しますが、
ブログの性質上、必要な情報ですので、ご理解いただきますように。



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