横浜パソコン修理・廃棄のPCクリニック ブログ

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HDDを分解してみたぞ!

2016-01-31 16:56:24 | 修理・技術
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パソコンの不便・不具合・不利益を解消するパソコン修理専門病院 PCクリニック


おはようございます。神奈川県横浜市パソコン修理
廃棄の総合病院 PCクリニックです。

パソコンの廃棄をご利用頂くお客様からHDDを破壊させて頂く際に
「この中にデータが全部入っているんだ?!」、
「思ったより小さいね」等とよくお聞きします

HDDはHDDの内部にあるプラッタという、円盤状のディスクにデータを書き込んで
保存しているのですがこのプラッタに傷がついたりしてしまうとデータ読み込めない
等の障害が起きてしまいます

今回はプラッタなどがどのようなものかHDDを分解してみました

DSC02578















通常のデスクトップなどに搭載されている3.5インチのHDDですね
上蓋のネジを外すと・・・

DSC02579















円盤状の金属がありますがこれがプラッタと呼ばれるデータを記録するための磁気ディスクです。
背景が映り込む程にピカピカですね

プラッタにかぶさるようにして伸びているのが磁気ヘッドです
レコードの針のようにプラッタ上のデータの読み書きを行うものですが、
実際にはヘッドはプラッタには触れておらず、極々僅かな隙間があります。
HDDが物理的な衝撃に弱いのはこの磁気ヘッドが衝撃でプラッタに触れて
傷がついてしまうためです。最近はHDDに衝撃があるとヘッドが自動的に退避する技術が
搭載されているので多少は安全ではあります。

DSC02580















一気に分解し、プラッタ及び磁気ヘッドなどを取り外して
HDD裏にある制御基板も外してみました
思ったより部品的な数はそれほど多くない印象ですね
ただしどれも精密部品ですので何処か一箇所でも故障したらデータの取り出しは
かなり厳しくなります


DSC02581
















PCクリニックでは上記の様にプラッタ部分に傷をつけてデータの復旧を不可能にしているので
データの漏洩はございません、ご安心ください
ちなみに、HDDの上蓋を開けた時点で微細なホコリ等がプラッタに付き
それだけでもデータの復旧は困難になりますので動作しているHDDを興味本位で
開けるのはやめましょう



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