小さなお部屋

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中嶋涼子さん、イオンシネマの件を一部訂正

2024年03月30日 08時22分55秒 | 時事問題


イオンシネマの対応についてSNSで告発した中嶋涼子さんが、一部内容を訂正しました。中嶋さんの説明は以下の通り。

・見たい作品がグランシアターでしか上映してなかった、グランシアターに車いす席はない

・グランシアターでの鑑賞は告発した日で4回目

・チケット購入時にスタッフから「何かお手伝いしましょうか」と言われ車いすを持ち上げての移
 動をお願いし、快諾してもらった、車いすから座席へは自力で行った

・「今後はこの劇場以外で観ていただいたほうが」と言われたと書いたが、それはグランシアター
 以外の車いす席があるシアターでという意味で映画館自体にこないで下さいではない

・話し合いを要望し、支配人、営業本部長、東京大井エリアマネージャーと話し合いの場を設けて
 もらった

・イオンシネマ側は、「お互い良い気持ちでいられる」など言い方や、車いすを持ち上げる対応を
 したスタッフはいないという部分に間違いがあった説明

・車いすを持ち上げての対応に危険を感じたスタッフもいて安全面から、今後対応できないと提案 
 した 

・イオンシネマ側は、グランシアターでしか上映してない作品を車いす席のあるシアターでも上映
 するなど選択肢を増やす、サポートの仕方の検討、簡易スロープや昇降機の設置など施設面の対 
 応を検討

・今の段階では1人でのグランシアター鑑賞は難しく、同行者にサポートしてもらうか、車いす席
 のあるシアターで鑑賞すること、話し合いの場を設けてもらったことに感謝している





解決策が出たのはよかったです。でも、なんか自分は悪くない感あるように思います。グランシアターに車いす席がなかったから、過去3回はお互い合意のもと対応してくれたなど、いかに自分の言い分が正当かを説明している感じです。それに「今後は劇場以外で観ていただいたほうが」の部分も映画館の利用を拒否されたような印象を与える書き方をしたのは自分なのに、勘違いした方に問題があるかのような言い方。

言葉が足りずに誤解されてしまったので、もっと考えて表現していくとしていますが、誤解されてしまったのが問題みたいな言い方ですよね。ではなく中嶋さんの言動や、やってもらって当たり前の考え方が問題なのに。障害者だからではなく、謙虚さや感謝の気持ちをもつことは人として当たり前ではないでしょうか。1人のために支配人や営業本部長、エリアマネージャーまで出てきて、そこまで大事にする必要があったんでしょうか。中嶋さんの投稿は問題提起ではなく、自分がいかに悲しかったか、怒り、社長をだせと晒したかたちだと思います。これを見て障害者を助けたり、関わったりするとトラブルに巻き込まれるかも、面倒なことになると思ってしまう人もいるんじゃないでしょうか。障害者と健常者が手を取り合う社会の実現を望むならその意味をもっと考えてほしい。                
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車いすユーザーの意見、カスハラ扱いはしてない

2024年03月29日 18時59分34秒 | 時事問題


ネット記事の内容が本質からズレていると感じました。内容は、

・近年「カスタマーハラスメント」と呼ばれる消費者の過剰なクレームが問題視され、東京都が「カスハラ防止条例」の制定を目指すなどの動きが生じていることが挙げられる。しかし障害者の事業者に対するバリアフリーの要求は、過剰なクレームと同一視されるべきではない。

・映画館のプレミアムシートや無人駅といった健常者が普通に利用できる施設を、障害者も普通に利用できるようにするべきだという要求が障害者のワガママにみえてしまうのはなぜか。それは、そうした人々にとって障害者とは、健常者に負担をかける存在であり、健常者が障害者を助けるのは健常者の「善意」に基づいていると考えられているからだろう。従って障害者は謙虚であるべきであり、常に感謝を忘れてはならない。健常者が障害者対応は不可能だと述べたときは大人しく従うべきだ、ということになる。

・事業者にバリアフリーを要求する障害者を、悪質なクレーマーと同一視してはいけないことがわかる。たとえその当事者の性格が好ましいものではないとしても、段差のような、障害者にとっての障害を設けた責任は事業者の側にあるのは事実であり、事業者はその解消に取り組む必要がある。もちろん文句を言ったとして、直ちに解消できるような障害ばかりではないのは事実だ。しかし少なくとも、中嶋氏がされたような門前払いが許されることにはならない。たとえば車椅子対応を可能にするためのスタッフ研修やマニュアルづくり、あるいはポータブルスロープの導入などは検討されてよいはずだ。









































































ざっくりまとめるとこんな感じ。なんか違いますよね。もちろん中には正当な意見を発信してるのにバッシングされてしまう障害者もいます。だけど、中嶋さんや伊是名さんの件や類似のものについては一緒にしてはいけない。障害者が健常者に負担をかける存在ではなく、場面によってそういう状態になります。障害の影響で健常者と同じように出来ないため、配慮やサポートが必要。それは誰にも非はないし責められることでもありません。

最近の件で言えば、人手や準備が必要なサポートを事前に連絡をせず突然求める、合理的配慮を超えた負担の大きい要求、長い時間の居座り、SNSやメディアを不適切な内容で晒すなどの行為があったことが問題であり、障害者がサポートやバリアフリーを要求すること自体を「ワガママ」と言っているわけではない。「障害者は謙虚で感謝を忘れてはならない、サポートを断られたら大人しく従うべきということになる」の部分もそうじゃなくて、合理的配慮を超えた負担の大きいもの、非常識な要求は対応出来ない、そういう場合従うということ。

私も障害者の1人として、配慮やサポートを受けながら日々生活しています。サポートする側はたとえ合理的配慮の範囲内であっても、やることが増えたり多少なりとも負担はある。そんな時、私は自然と感謝の気持ちやありがとうの言葉が出てきます。謙虚で感謝の気持ちを忘れてはいけないのは人とし当たり前で、障害者同士や健常者同士のやり取りでもいえること。例えばお店で客としてあたりまえに利用できるサービスを受けた場合でも、丁寧に対応してもらったらありがとうと思いますよね。

車いすユーザーがバスに乗る場合は、運転手さんがスロープを設置→車いすを押して席まで移動→動かないよう固定となります。この場合は運転手さんはやることは増えますし、バスの発車に少し時間がかります。もちろん車いすユーザーに非はないですし、サポートすべき場面です。でも非はなくても、受ける権利のあるサポートでも、自分のことで対応してもらったり、少しとはいえ時間を使ってもらったら、自然と感謝の気持ちが出てくるものじゃないでしょうか。やってもらって当たり前と、お礼も言わずふんぞり返るのは良くないです。

バリアフリーじゃない施設をつくった側には非があるみたいな言い分は違うと思います。障害者より健常者のほうが遥かに多いので、それが基準になるのは仕方ない。もちろんこれから公共の施設のバリアフリー化が進んでいくべきとは思います。階段をスロープにしたり、無人駅などには必ずエレベーターをつけるなど。ただ、工事やその費用、多方面との話し合いも必要で短期間で対応できるものではない。こういうところに税金を使って欲しいですが。車いす対応を可能にするためのスタッフ研修をするべきとありますが、それは問題があると思います。医療や介護、福祉施設ではない一般の公共施設のスタッフにまで研修や実際の対応をもとめるのは負担が大きすぎます。車いすユーザーでも、もっている障害や病気は人によって違うし、車いすの人以外にも障害者はいます。その全てに完璧に対応できたらいいですが、実際に難しい。バリアフリー化をできる限り進めるのと、専門的な知識がなくてもできる、合理的配慮の範囲内の対応をしていくでいいと思います。
















































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中嶋さんのヤバすぎ過去投稿

2024年03月22日 18時53分16秒 | 時事問題


イオンシネマへの対応で炎上している中嶋涼子さんの過去の投稿内容も物議を醸しています。内容は、新幹線の多目的室(障害者や乳児の着替え、体調不良の人が休める個室)で大声で動画配信しているもの。さらに、ペットの乗車はキャリーに入れなくてはいけないのに、猫を外に出しています。過去の投稿や発言を見るに、この人は言動におかしなところ(障害とは関係なく)があるように思います。いくら個室でもホテルなどとは違い、防音ではなく騒げば外に響きます。まして猫を放すなんて、アレルギーの人がいたらどうするんでしょうか。中嶋さんだけの個室ではないですし、非常識ですよ。

また、バス会社に乗車の際に抱きかかえて乗せてほしいと電話で連絡して、対応できないと断わられたのに、そのバスに乗りに行って乗務員に抱き抱えて乗せてほしいと要望。結果対応してもらえたそう。断わる=不適切な対応とは限らない。サポートしたい気持ちはあっても様々な事情で難しい場合もあります。断わられたのに乗りに行くなんてどうかと思いますよ。














































これで思い出したのが伊是名夏子さんの件、内容は以下の通り。

伊是名さんは旅行の際、JRへは事前連絡を行わず、小田原駅乗車の際に来宮駅下車を駅係員に伝える。係員は来宮駅は無人駅で、改札口とホームの間の連絡手段は階段しかないことから対応できないと説明。

係員は有人駅かつバリアフリー化されている熱海駅からタクシー等での移動を推奨。伊是名さんは車椅子で乗車可能なタクシーは1ヶ月前からの予約が必須と主張しバリアフリー法に則り対応するよう求める

係員は利用者数3000人以下の来宮駅は同法対象ではないと説明を。伊是名さんは次に障害者差別解消法を根拠に合理的配慮を求め、駅員3・4名を集めて電動車椅子を運ぶよう求める。急に人員を確保できないとするJR側と交渉中に、伊是名さんは新聞社数社に取材を要請。駅係員と1時間ほど交渉の末、熱海駅に向かう。小田原駅から連絡を受けていた熱海駅では駅長を含め4名が一行を急遽出迎え、来宮駅まで同行。階段降下時には、100キログラム超の電動車椅]を4名で手持ち運搬。

復路は事前連絡を行い、同様の措置がとられた。伊是名さんは上記内容に運搬時の写真を貼付し「JRで車椅子は乗車拒否されました」と題して、自身のブログ・Twitterで拡散を呼びかけた。


この人も酷いですね。1時間も駅に居座り新聞社に取材要請するなんて。JRの対応に問題はないと思います。合理的配慮をはき違えてます。合理的配慮というのは、障害者にサポートを求められた場合、その実施に伴う負担が過重でないときに必要な配慮をするものです。車いすを持ち上げて階段を運搬するのは危険を伴い負担が重いと言えます。その場合、無理ないの範囲で可能な状況なら対応すれば良いいわけで、場合によって断わることも問題ありません。

まして無人駅となれば、近隣の駅から人に来てもらわなくてはいけません。前もって連絡していれば対応できるかもしれませんが、乗車30分前にいきなり言われても人員の確保が難しい場合は当然ありますよ。係員さんは熱海駅からタクシーに乗ることも提案してくれています。車いすのタクシー利用は早めに予約する必要があるとのことですが、そもそも駅に事前に連絡して、サポートをたのんでおくか、タクシーを予約しなかった伊是名さんの準備不足が原因ですよね。明らかにサポートが必要なのは最初から分かっているんですから。

1時間居座り続けたことについて伊是名さんは、「先輩に当たる障害者の方たちが、時に座り込みまでして訴えてくれたからです。その結果、電車にも乗れるようになりました。そういう歴史を私は知っています。」と語っています。確かに、道を切り開いた先輩の障害者の方たちはいらっしゃいますが、それは偏見や差別、明らかに理不尽かつ不適切な対応に屈することなく立ち向かっていった人たちです。今回の伊是名さんがやったこととは全然違います。合理的配慮をはき違え、思い通りに行かなかったからメディアも使い大騒ぎしたわけで、一緒にしないで欲しい。

中嶋さんにしても、伊是名さんにしても、障害者も健常者も分け隔てなく生きていける社会なって欲しいと思っているんでしょうが、あなたたちのやってることは逆効果で、そういう社会から遠ざかってしまうことに気付いて欲しい。私は障害者の1人として憤りを感じました。




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車いすインフルエンサーとイオンシネマ

2024年03月18日 18時39分54秒 | 時事問題


車いすインフルエンサーの中嶋涼子さんが、自身のXにイオンシネマを利用した際のできごとを投稿。内容は以下のスクショの通り。



この投稿を受けてイオンシネマ側が以下の謝罪文を発表しました。



この件について言えることは、まずイオンシネマ側の断った対応自体には問題がないと思います。説明の仕方がもう少し分かりやすく丁寧であるべきだとは思いますが、問題があるとしたらそれくらい。そもそも、車いすを持ち上げて階段を上がるのは簡単なことじゃないし、危険もあります。壁や人との接触、転倒や落下など、大怪我につながりかねない。介護職や医療従事者以外は推奨されていない行為です。また、緊急時の避難にも影響があります。

それに複数人が必要ですよね。この件に限らず、配慮やサポートが必要な場合、前もって電話などで連絡すべきです。それなら人員をさけるかもしれませんが、突然言われて対応できないこともありますよ。私は元映画館スタッフですが、特に人員不足とかでなくても、急に人手が必要なお願いをされて空いているスタッフがいなければ、お断りすることもあります。今やっている仕事をほったらかしにしてまでやるわけにはいきませんし。

中嶋さんは、過去に利用した時はやってくれたのに何でダメなんだと言っていますが、できないが本来の対応です。過去にやってくれたのは、おそらく、たまたま人手があり、親切で特別に対応してくれたんでしょう。車いす席がきちんと設けられていて、車いすユーザーの方にも映画が楽しめるようになっていますよね。プレミア厶シートなどの利用は、介護士や家族などの同行者が自己責任で車いすを持ち上げて利用するなら良いですが、スタッフにそこまで求めるのは違うと思います。やってもらって当たり前、やってもらえないのは差別というのはあまりにも自分本位。感謝の気持ちを忘れてはいけません。

私は車いすユーザーではないでずが、障害者の1人として思うのは、こういう発信をされると障害者の立場を悪くするだけで、差別なく理解を深め助け合える世の中から遠ざかってしまいます。本当にやめてもらいたいです。イオンシネマの謝罪文も、もう少し詳しく説明し、断ったことは適切な対応だったと示して欲しかった。設備をもっと整えるなどは必要かとは思いますが、対応に問題があったとは違うから。障害者やLGBTの当事者が、思い通りの対応をされない場合に、すぐ差別だと騒ぐ人がいますが、本当に差別かどうか冷静に判断してから言ってほしい。

障害者への配慮やサポートは必要ですが、だからといって健常者の人たちがイヤな思いをしたり、生きづらい状況になっては本末転倒です。過剰な配慮はよくないし、求めてもいけません。








































今回の件で思い出したのが、YouTuberのゆんさんの件。ネットで大型の家具を購入し、自宅に届いたが、妊娠中で運べないので、配達員さんに家の中まで運んでほしいと伝えたら「そういうサービスはやってない」と断られたというもの。自身のYouTubeチャンネルで悲しげに語ったゆんさん。これも、配達員さんがなぜできないかをもう少し詳しく説明すべきだったとは思いますが、断ったこと自体は問題ない。家具設置のサービスがついてるか、追加料金を払ってつけられるサービスなら出来ると思いますが、基本的に配達員はお客さまの家の中までは入れない。家や物にキズをつけたり、住民にケガをおわせるなどのトラブル防止のためです。ましてやゆんさんは妊婦さんですし。

さらに言えば、荷物は日時指定して、夫のシルクさんや他の誰かが家いるとき届くようにするべきでした。一人で運べないことは最初からわかってたわけですから。ゆんさんを擁護するコメントの中には、「うちによく来る配達員さんはやってくれる、やってくれないのは酷い」というものがありましたが、これもその配達員さんが特別親切で、本来はやらない対応をしてくれたということ。やってもらうのが当たり前ではなく、特別な対応をしてくれているので感謝すべきことです。

中嶋さんの件もゆんさんの件も、やってもらうのが当然で断られるのは酷い対応とはき違えていて、自分が可哀想な被害者という振る舞いですよね。本当に差別や不適切な対応なら許されないことですが、すぐに感情的に発信せず、なにが問題か冷静に見極めることが必要だと感じました。












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