がりこのぶろぐ

見る人に実に不親切なブログ

ベルギー王立美術館展に行ってきた

2007年05月20日 | どうでもいいこと
ベルギー王立美術館展、ようやく行ってきました。
いやー、これは想像以上に「当たり」でした。

ちょっと作品数が少ない感じもしたけど、
良いなと思う作品が多くて、見ごたえがあります。
なんというか、バロック時代の絵でも、
作風が古くさくなくて、創造的で面白いんですよ。


中でも数点あった点描画が、どれもわし好みで良かった。
今回の展示でどれか一点タダで貰えるというならば
(いや、貰えるはずはないけどw)、
エミール・クラウスの『陽光の降り注ぐ小道』
が欲しいですね。

さらに、もう一点くれるというなら
(だから、貰えるはずはないけどw)
ガスパール・ド・クレイエルの
『天使に着付けてもらう若いマリア』
が欲しいです。

このマリアが別嬪さんで可愛いんですよ。
でも、これは完全に男の見方なわけですが、
当時のキリスト教徒の人だと、どう思ったのでしょうね。


他には、
ピーテル・ブリューゲル(子)の『婚礼の踊り』、
アンリ・ド・ブラーケレールの『窓辺の男』、
ルネ・マグリット『光の帝国』。

これらの作品も、わしが世界の独裁者になったら、
お持ち帰りしたい作品でした。