'191104石鎚南稜

石鎚スカイラインの展望台から石鎚山を臨むと

手前から石鎚南稜が南沢の源頭へ伸びて東稜と合流している。

面河渓まで裾野の広い三角形の尾根が拡がり、

下部は原生林、上部は岩稜が顕著で、

自然のままの素朴なヤブ尾根が期待できそうに思えた。

また幕岩や南尖峰を目新しいアングルから眺望できるのも楽しみにしていた。

 

 

展望台から面河渓へ下り、犬吠谷出合から南稜に取付くルートを歩く。

 

 

 

犬吠谷出合が尾根の取付点。

 

 

 

尾根の下部、ヤブはまばらで歩きやすい。

どんどん高度を稼ぐ。

 

 

 

立派なサルノコシカケに出会う。

 

 

 

次第に傾斜が増す。

広葉樹や針葉樹が入り混じった豊かな森が広がっていた。

 

 

 

 

尾根上部はガスで覆われて、展望なし。

期待した幕岩や南尖峰は望めなかった。

尾根が痩せてきて、岩や崖が目立つようになる。

 

 

 

東稜合流直前、南沢側の斜面は笹。

 

 

 

残念ながら眺望無しのヤブ尾根歩きになってしまった。

機会があれば来年の今頃、

秋晴れの日を選んでもう一度来てもいいかなと思った。