先月のこと、山から帰ってきて洗車。
ボディ底やホイールハウスの泥を洗い落とそうとして、
左リアホイールの裏側がデフオイルにまみれているのに気付く。
すぐさまシールやベアリングの交換だなと理解した。
むかし、SJ30でも一度経験したリアホーシング内のトラブル。
自分で修理するのはたいそうでやる気が起こらなかったので、
プロにお任せした。
左ドラムを開けると、案の定オイルまみれ&金属粉が酷い。
オイルシール劣化の原因はだいたい解っとる。。。
不精してデフオイルを交換せぬまま超長距離走行した結果だ。
オイル劣化に伴いデフのギアが摩耗して金属粉が発生。
それがホーシングの端のオイルシールのリップに絡みつく。
リップが徐々に劣化して縁が切れる。
オイルシールを越えたオイルがハブベアリングに侵入。
オイルは密封型ベアリング内のグリスを溶かし流してベアリングも摩耗劣化。
オイルはさらに進み、ドラムブレーキ内をオイルまみれにした。
右やセンターからはオイル漏れしていないが
シールの劣化は進んでるだろうから交換することにした。
よって、デフ回りのオイルシールは3個交換。
そして左ベアリング・リテーナー・ABSセンサーなど一式交換で決定。
プレスで強力にベアリング等を圧入
センターはシール交換のみ。
リアブレーキシリンダーも金属粉のいたずらを疑って
念のため清掃。
前後デフ、ミッション、トランスファーのオイル交換で修理完了。
Egオイルだけじゃなく
駆動系オイルもめんどくさがってはダメだと
悪いお手本になりました。
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