このところ、めっきりと空が高くなりました。
日中はまだまだ暑さが勝ちますが、朝夕はほんとうに過ごしやすくて、季節の移ろいを肌でも感じられるようになり、毎日わくわくしています*
そんな気分を室内でも楽しみたくて、庭から手折ってきた草花を、リビングのいつもの場所に飾ってみました。
わくわくする気分そのままにしつらえたかったので、目に映るものを無節操に(笑)摘んできました。
フイリヤブランの葉と花、ガマズミの実、シュウカイドウ、ジニア、ヤブツバキの実。
それぞれは庭のそれぞれの場所でひっそりと咲き実っているものたちですが、こうして集めてみるとそのどれもが個性的で、ニュアンスのある秋色をしています。
うふふ* おもしろい。
そして、庭からの植物を飾る前には、こんな花も。
日本の原種クレマチス、センニンソウ(仙人草)です。
先日、同じ町内だけれどめったに行くことのない場所を歩く機会があり、その道すがらにあった小さな小さな空地で見つけました。
里山ではよく見かける花ですが、地上(笑)の、しかも住宅地で見たのは初めて*
嬉しくなって、花のついたツルの先端をすこしばかりいただいてきました。
(センニンソウは、そのツルや葉の切り口から出る汁に触れると水ぶくれを起こすこともある全草有毒の植物なので、ほんとうは素手では触らぬほうがいいのですけれど…ね)
花からは、どこか漢方薬めいた、甘さを含む澄んだ香りがほのかにただよって、見慣れたリビングがいつもとは少し違って感じられ、しあわせでした*
センニンソウ、庭にもあるといいなぁ。
苗を探してみようかな。
(挿し芽に挑戦してみたい気もするけど)