parismaris's days*

あじさいづくし ~ in Living room ~

7月に入ったので、庭のアジサイの剪定をしました。

それにともない、名残とはいえ、まだじゅうぶんに鑑賞に堪えうる色を保った花も、ばっさりとカット。

黄緑→白→淡水色(うすみずいろ)→再びの黄緑色と、幾度も色を変えながらゆっくりと枯れ色をまとってゆくその花をそのまま捨てるのは忍びなくて、片っ端から水揚げをして、リビングに飾りました。




剪定した花を室内に持ち込んでから気づいたのですけれど…
アジサイの色と、飾り棚として半分を使っているキッチンユニットの背景のタイルが、ほぼ同色。

自分の『好き』の守備範囲の狭さを実感しました(苦笑)


ゆえに、そのままではうすぼんやりとしたしつらえになってしまうので、手持ちの『赤色』のものを引き締め色に使ってみました。




大ぶりな陶器のボウルは、フランスのジョワジールロワ窯製。
1920年ごろの品だそうです。

この深みのあるボルドー色と、金彩で描かれた大胆なブドウの絵柄にひとめぼれして、お取り寄せ*

100年ものあいだたくさんの人の手を渡りつなぎながら、欠けひとつつくることなくこの色とかたちとを保ってきたのだから、日常使いしつつも、私も大事に扱わなくちゃと思っています。




上のキッチンユニットの対角に置いたミルク椅子(ミルクしぼりの際に使う腰掛けをモチーフにした小椅子)には、インテリアバケツに放り込んだアジサイを。

このバケツは、ずいぶん昔に買ったスリーコインズ。
やわらかな象牙色が植物をやさしく受け止めてくれるので、花器として重宝しています。


極めて短期な梅雨のあとの、灼熱地獄。
そして今度は、不快指数MAXな、戻り梅雨。

天候に翻弄されて、私も庭の植物たちもヘトヘトです…

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