庭の落葉樹たちが日々ドサドサと葉を落とし、空が見える範囲が広がってきました。
そんな庭を、縦横無尽に飛び交う者たちが。
それはちいさな野鳥たち*
ここ2週間あまりで種類と数とを増やし、一段とにぎやかになってきました。
シジュウカラ。
最近は、つがいと思われる二組の雄と雌が、たいてい一緒にやってきます。
んふふ ( *´艸`)
正面から見た鳥の顔って、おもしろい(笑)
小鳥たちのお目当ては、木々にみのる実。
特にこのハナミズキの実はさまざまな鳥たちに大人気で、びっしりとついていた赤い実も、あっという間に丸裸。
シジュウカラは、こうやって実をもいで…
安全な場所、もしくは安定した場所や枝へ移ってから、足で実を押さえつつ、啄んで食べます。
こちらのマダム(たぶん)は、爆ぜて落ちたエゴノキの実を見つけたようです。
すごく固いから、啄んで食べるのは無理じゃないのかしら。
こちらはウグイス。
地味な色ながらも、キリッとした目が印象的な、素敵な鳥だと思うのですが…
ひときわ警戒心が強くて、動きもとても素早いので、さほど広くもない庭の中でカメラに収めるのは至難の業です。
これは少し大きな鳥で(体長20数センチ)、ツグミです。
このコもハナミズキの実が大好きで、こうやって素早く摘み取っては、そのまま上を向いて、一瞬で丸のみに。
だから、ツグミが来るようになってからは、実の消費が早い早い!
ずっと1羽だけが来ていましたが、ここ数日は複数羽で来るようになりました。
小鳥たちの緊急避難場所であるアラカシの木にもぐる、メジロ。
そろそろあなたたちのために、冬の餌台へミカンを置いてあげなくちゃね。
これら以外にも、ジョウビタキが1羽でよく来ています。
(…が、警戒されまくって未だ撮影ならず)
…ということで。
これらのうち、最も頻繁にやってくるシジュウカラが巣を作ってくれたらいいなという思いで、巣箱を設置しました。
巣箱は手作りです。
ずいぶん前にワークショップに参加して作ったもので、小鳥の健康に配慮して塗料は一切使わず。
いちばん大きなイロハモミジの木に梯子をかけて、母とふたりがかりで取り付けました。
うちの庭には真っ平な部分がほとんどなくて、全体に緩やかな勾配が切ってあるので、そんなところに梯子を立てて高所での作業をするものだから、素人には骨が折れてそれはもう大変で(苦笑)
ときに悲鳴を上げ、ときに大笑いしながら(近所迷惑w)、なんとか設置しました。
ゆえに、ちょっぴり傾いた普請になっちゃったけど…
いずれかのシジュウカラご夫妻の目に留まって、入居してくれますように*