箱は完成しても中身のインテリアはまだまだ。
長く住む場所だから納得のいくものを揃えたくて、じっくり選んでいるところです。
それでもそろそろ手をつけるべきところも出てきて
いつも針や本を持っている手に電動ドライバーを握り、はじめてのDIYに挑戦しました。
場所は洋裁室。
新築時の設計図を見たときからここに飾り棚を自分でつける、と決めていた壁面。
壁補強も入れてもらって準備万端。
けれど。
いざ取りつけるとなると真新しい家に傷をつける怖さに尻込みし
当時の決心はどこへやら、何もできないままズルズルと今日に至り
時間にもココロにも余裕のできた先日、ようやく行動に移す気になりました。
まずは棚に置くものをイメージし、それに合わせて大まかな取り付け位置を決める。
加えて作りつけの机で作業するのに邪魔にならない奥行きを割り出し、棚板の長さと幅とを決定。
そしてその寸法に合ったアイアン製ブラケットを探し、購入。
板が既製品にはないサイズだったのでホームセンターで厚さ180ミリのパイン集成材を買い
1カット30円で寸法どおりに切ってもらいました。
それにヤスリをかけて面取りし、「アッシュホワイト」色の水性ペンキでペイント。
ちいさな場所なので飾る小物だけが映えるように、壁と同じこの色を選びました。
最初は下地に濃茶色のステインを、その上にペンキを塗ってヤスリがけをし、
シャビーな板にするつもりでした。
でもよく考えてみると我が家は全体的にお行儀の良いデザイン。
「きちんと」感あふれる新しい家にウォールラックだけシャビーだなんて、なんかヘン。
ということで、ほのかにツヤのあるペンキを「きちんと」ムラなく塗るだけにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/aa/7655d6160b76eef0e41685e91eca273a.jpg)
乾かし、3度の重ね塗り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/dc/1e216e6ada8638ef439d6af8ecbaf237.jpg)
板が塗れたら今度は板とブラケットとを取り付けたのと同じ寸法のものを紙で作り、
部屋の壁にマスキングテープで貼ってみて取り付け位置のシュミレーション。
離れて見てバランスが悪ければ数センチずつ移動して確認、これを繰り返す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/92/b16a73d564c0370a22d96c38c3c2353b.jpg)
位置が決まればここからは電動工具の出番。
まず壁に合計4つのブラケットを取り付け、そのあとにそれぞれ板を乗せて留める。
壁や板に垂直にネジを押し込むようにして電動ドライバーを使うと上手くいきます。
ブラケットと板がきちんと水平になるよう、水平器で確認しながら取り付けると完璧。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/fd/32035f7da3f21b3cf139f5da66d2a73f.jpg)
完成。 頑丈な造りの棚ができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/fd/108f6f821be7750feff9bda747693996.jpg)
はじめてのことばかりで、緊張の連続。
寒い日だったのに大汗をかいてしまいました ^^;
途中ペンキやネジが足りなくなり、何度も買いに走ったりして段取りは最悪だったものの、
慎重すぎるくらい慎重にひとつひとつの作業を進めたので出来上がりは大満足!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/29/d9eafdffa048882f906fbbb303f854d7.jpg)
DIY、なんだか病みつきになりそうです*