ということで、またコクーンチュニックを縫いました*
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a1/a59b5439434b71f7743674f2368774d2.jpg)
生地は、ちょっと珍しいドイツ製です。
服地店のセールでひと目惚れ*
ごく細い糸で織られた綿ローンで、とてもしなやかな、さらりとした肌触りです。
この不思議な幾何学模様と、ニュアンスのある色味に惹かれて買い求めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e4/17ceda87e4a4356e031810a291aebdc6.jpg)
寄りで見ると、こんな模様*
余談ですが。
この上部の模様を、共に店に行った母は「鉛筆のような」と表現し、私は「マンハッタンのビル群みたい」だと思いました。
…どちらもきっと違うのだろうけれど、こういう模様の組み合わせかたは、日本のプリントではあまり見られない気がします。
(日本のものは、もっと模様に規則性がある気がする。 デザイン全体が規則的に整っているというか。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/73/44e3c6b54519d61543d46b2513e9bbe8.jpg)
*うしろ*
2つのパターンが繰り返される意匠なので、型紙のどの部分にどの模様がくるのが最も効果的なのかを考えるのに時間を要しました。
広幅の生地とはいえ、着分の切り売りだったので、どうしても制限はある。
…けれど、デザイン面での柄の配分も、柄合わせも妥協できない。
布を広げてにらめっこしながら、ああでもない、こうでもないと思考錯誤すること数日間。
考え過ぎた挙句、堂々巡りに陥って(これは私の悪い癖…)、洋裁の先輩である母のところに駆け込んで、アドバイスまで求める始末(苦笑)
いつも最初のハサミ入れるときにはとても緊張するのですけれど、今回も違わず、まばたきを忘れるほど集中して裁断しました。
作りながら、「ちょっと地味だったかな…」と思ったりもしたのですけれど。
出来上がって、デニムのスキニーパンツと合わせて試着してみたら、思いのほかすっきりといい感じ♪
お気に入りの夏服が、また1着できました*