parismaris's days*

秋、見ぃつけた*(庭だより*2023.初秋)

『暑すぎて暑すぎて、庭に出るのは早朝の水遣りのときだけで精一杯』。

そんな尋常でない夏を越えて、ようやく気温が猛暑日を下回りはじめました。


…とは言っても、今週の連日の最高気温は、34度!
暑い!! こんなの9月じゃない!

もうね…「暑い」って言い飽きました。
早く日中にも涼を感じられるようにならないかなぁ…

なんてボヤいていたら。

いつの間にか、庭のそこここに、ちいさな『秋』が姿を現していました。


久しぶりの『庭だより』は、そんなおはなしです*



ヤマボウシ(山法師)

まぁるい実が、淡く色づいてきました。

高く澄んだ空に、オレンジ色の実。
これぞ、わが家の初秋の景色です。




そんなヤマボウシは、庭の東の端の、日当たりのいい場所にあるので、今夏も葉先が焼けてチリチリ…

ちょっと痛々しい姿だけれど、紅葉まで散らずにいてくれるかしら。



エゴノキ

薄緑色のものが実、茶色のがタネです。

果皮にはエゴサポニンという神経毒が含まれるので、食べられません。
(まぁ、ご覧のとおりに、少しも美味しそうではないので、食べようとも思わないでしょうけどね…笑)

このあとタネは軸を離れて落ち、晩秋にやってくるシジュウカラの格好の餌となります。

このタネ、小石のように硬くて、踏むとなかなかに痛いんですよ(苦笑)



ハクサンボク(白山木)

実が、おちょぼぐちに紅を差したように、紅くなりはじめました。

うふふ、かわいい*



ハナミズキ(花水木)

白花の実です。

今年は花つきがとてもよかったので、実もたくさん*




真っ赤に熟れると、ヒヨドリやツグミが食べにやってきます。



シュウカイドウ(秋海棠)

実家側の敷地の北側の、隣家との境界のブロック塀の隙間に、ひとり生えしたもの。

ムカゴを落として年々増えているのですが…




今夏の炎暑で、直射日光の刺さない北側とはいえども、熱せられた空気に炙られて、株の多くが瀕死の重傷。

私たちにできることは水遣りを欠かさないことぐらいなので、葉が焼けて黄色くなってしおれていくさまを、歯がゆく思いながら見守ってきました。

そんななので、今秋の花は無理かなと思っていたのですが…
例年にくらべて大幅に数を減らしたものの、こうして咲いてくれました。



クレマチス 『パンサー』

新旧両枝咲きの剪定の仕方が難しすぎて、(持ち主である母が)そのままにしていたら、びっくりするほどミニサイズで返り咲きました(苦笑)

それでもシベの美しさはそのまま。
いいシベだなぁ。



クレマチス 『タイニーポップ』

こちらは剪定の簡単な新枝咲きなので(笑)、晩春~初夏にかけてモリモリ花を咲かせた枝を、花後にバッサリとカット。

するとみるみるうちに新しい枝を伸ばして、いま次々と愛らしい花をつけています。

でもちょっと…夏の始めの花よりは、色が薄いかな。



斑(ふ)入りヤブラン(藪蘭)

今年の花は、ひときわ長く大きくて、驚いています。
特別に何かをしたわけではないのだけれど…株が充実したのでしょうか。

半日陰の場所がよく似合う、涼やかな花です。

私のリビングからよく見える位置に咲くので、毎年これが伸びてくると、「あぁ、秋が来たんだなぁ」と感じます。


ただひたすらに、そして一日も欠かさずに、たっっっぷりの水を遣ることだけを心がけた夏でした。

根づいて10年を超えた大木たちにも、その下を這う草たちにも、とにかくたっぷり。


早朝からのあまりの暑さに閉口して、新しいホースリール2台に予算を投じ、少しでも効率よく短時間でそれをこなせるように工夫もしました。

(それなりにええお値段のホースには、それだけの意味がありました。 もっとはよ買うてればよかった…水遣りがめっちゃラク…)


私も母も、よくがんばりました。
ほんまにがんばった…(ゲッソリ)


…しかし!
そのセルフ労わり(笑)もそこそこに、秋のガーデニングシーズンに突入です。

ここからは楽しいことがいっぱいなので(春に向けての球根を選ぶとか、冬の花を植えるとか)、ちょっとわくわく*

ポンコツの腰椎と相談しつつ(それが問題だ…)、がんばります。

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