もっと!なんかすいてた

岩手発グダグダ日記

怖いおじさん

2022年08月06日 13時24分00秒 | 日記
夏休みになり

毎日常務の娘が会社に来るようになった

小学1年生なんだけど可愛げが全くない

言う事を聞かないのだ全く。

だから余計に可愛くなく感じる。

赤塚不二夫が酔っ払って書いたみたいな顔してる。

言う事を聞かない理由はわかる

見ていれば常務の奥さんはその子に対してひっきりなしに怒ってるのである

例えばチラシを見て何かのキャラクターを指差して

『これはクマ?』

『クマなわけねーだろ!』

みたいな?

いやいや怒るトコじゃなくね?

とにかくこんな感じで何でもかんでも怒ってる

何回も注意しても会社の中で走り回る

『コラ〜何回言えばわかる〜!おめぇは本当に言う事きかねぇな!』

である。

連れて来んなよ。連れて来られた方が地獄だわ。

ガキもつまらなくて地獄だろうし

こっちは仕事に影響あるし。休み時間も倉庫に来るからうるせぇし。






社員の人間はみんな気を遣って優しく接してんだよね

赤塚不二子に。

ナンボうるさくても、常務の娘だと思って注意出来ないからね。

で、こないだなんだけど

倉庫に俺が一人でいる休み時間に赤塚不二子がやって来た

俺は入り口に背を向けてタブレットの映画を見てたんだけど

相手をすればしつこいから寝たふりする事に。

『ねぇ、何してんの?』

『…』

『何か見てるの?』

『…』

『ねぇ、寝てるの?』

『…』

とにかくシカト。

俺は完全に寝てますオーラを出しまくった。

するとようやく諦めたようで静かに。

フン、戻って行ったか…

と、思ってたら

キィ………キィ……キィ…

ん?

何の音だ?

振り返ってみたら高い脚立に登ってるとこだった

『コラァ!!何やってんだ危ねぇだろ!!会社に入ってろ!!』

と、怒鳴りつけた

まさか怒鳴られると思ってなかったのか身体をビクッとさせて

脚立からサササッと降りて逃げて行った。






…もう、そこから俺は『おっかないおじちゃん』ですよ。

マジのトーンで怒鳴りつけたからね

怖かったと思うよ。


その2日後ぐらい

事務のBBAが赤塚不二子の子守りをさせられる羽目になったみたいなんだけど

構ってくれると分かると、しつこく絡んでくるから

もうね、BBAもギブアップだったんでしょうね

倉庫に赤塚不二子ちゃんを連れてきて

『ほれ、にゃびさんに遊んでもらえ〜』

って言うと

首がもげそうなくらい左右に振って

『やだ!』

って言うから

『やだよな、思い切り怒鳴られたもんな!』

って言うと事務のBBAはビックリして

『え?怒鳴ったの??』

『ああ、怒鳴りつけたよ。イタズラすれば怒られるんだ!』って言いながら赤塚不二子ちゃんに

『なっ??』って言うと

ピャーッと走って逃げて行った。









昔は近所に怖いおじさんとかがいて

知らないおじさんでも、悪いことしたら怒られたりしたもんだ

エライ剣幕で怒られて

やべぇ!!とか、ガクブルしてたもん。

そういうの今無いじゃん

親もロクに叱れないし。

知らないおじさんが注意したりすると逆ギレして親が噛み付いてきたりするんでしょ?

やだやだ。

お前の躾がなってねぇのを棚に上げて逆ギレって何?

って思うんだよね。

ガキの頃に知らないおじさんに怒鳴りつけられて怖かった!

なんて家に帰って報告したもんなら

『オメェが悪いからだろ!』ってまたゲンコツ食らったりしたもん

俺は逆にそういう時代に生きて良かったと今になって思う。






この記事を書いてる途中にもまた

赤塚不二子ちゃんが倉庫にやってきて

優しく相手してくれる鳩のオッサンに何か話しかけてた

『倉庫は危ない物ばっかりだから、会社に入ってろ!』

って言うとピャーッと逃げて行った。

気をつけろ。

そして忘れんな。

俺は怖いおじちゃんだぞ。

赤塚不二子ちゃんにとって

怖い大人がいるって認識しただけでもいい。

コレでいいのだ!(お前はバカボンのパパか
コメント (4)
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下品な客

2022年08月06日 07時50分04秒 | 日記

最近、俺の食べる量が減ったとカミさんが言う

あんなにいっぱい食べてたのにね…と。

そして、そのあとに出る話がコレである。

 

 

 

10年前ぐらいになるんじゃなかろうか

東北地方は震災の影響で観光業が落ち込んでいて

色んな所で震災復興と銘打ってキャンペーンしてた

山形県のちょっと高級なお宿がとても安く泊まれるプランをやっていた

しかも、山形牛しゃぶしゃぶ食べ放題プランってのがあって

俺はそれがいい!!って、そのプランにしてもらった。

 

 

 

何人で泊まれるんだよってぐらい広いお部屋

しかも2部屋あって、トイレも洗面所も広々としてて

二人で泊まるのも申し訳ないぐらいのところでした。

どんなにお湯が良くても、どんなに部屋が立派でも

俺の目的はしゃぶしゃぶ食べ放題

もう、それしか狙ってない。

夕食会場の席について運ばれてきたのが美しいお肉が乗ったお皿

綺麗に並べられていて、実に美味しそうだった。

もちろん、それ以外にもお料理は出てくるし

しゃぶしゃぶには野菜もうどんもついてくるんだけど

『野菜もうどんも残していいぞ!お肉いっぱい食おう!!』

って、もうね、やな客ですわ。

高級なお宿にこういう下品な客が来るなんて設定してなかったんでしょうね

『すいません、お肉おかわりお願いします』

『かしこまりました』

って運ばれてきたのは明らかに最初に見たお肉と違うやつだった

ちょっとランクが落ちてるのは瞬間的にわかる

…でもまぁいいさ。

それもペロッと平らげて

『すみませんおかわり』

『…かしこまりました』

で、届いたお肉が酷かった

もうね、山形牛じゃねぇよなって言う

輸入だよなって言うやつ

きっと、食べ放題と言えどこんなに食われたのでは赤字になるのだろう

…あの乱暴な盛り付け方

食えるもんなら食えよっていう無言のメッセージ

写真に残しておけばよかったなと今更になって思う

懐かしい思い出である

 

 

 

今じゃしゃぶしゃぶは食いたいともあまり思わない

って言うか、牛肉を食いたい気持ちがかなり薄れた

あんなに食ってたのに。

豚肉も食わなくなったな…

俺も年を取ったわけだなぁ

 

 

 

でも、気持ちとしては大食い、メガ盛りなんてのは

まだちょっと興味はある。

絶対に無理だけど、気持ちだけは。

この気持ちも無くなったら、俺じゃないような気がする…(老

 

 

 

山形のそのお宿から

また泊まりに来ませんかとメールが届く

山形牛を食えるプランがあるようだが

…もういいかな。

普通の安い食事でもいいから、いいお湯に入ってた方がいいな。

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