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海自ヘリ墜落 青森県沖3人不明、1人救助 発着艦訓練中

2017-08-27 21:14:47 | 自衛隊

<海自ヘリ墜落 青森県沖3人不明、1人救助 発着艦訓練中>

毎日新聞2017年8月27日 21時02分(最終更新 8月27日 21時02分)

 26日午後10時50分ごろ、青森県・竜飛崎(同県外ケ浜町)の西南西約90キロの日本海で、海上自衛隊大湊航空基地(同県むつ市)所属の哨戒ヘリコプターSH60J(乗員4人)の連絡が途絶えた。乗員1人は救助されたが、機長の佐藤佑樹3佐(36)ら3人の行方が分かっていない。現場周辺の海域では同ヘリのものとみられる機体の一部が見つかっており、海自はヘリが墜落した可能性があるとみて、行方不明者の捜索を続けている。

 海自によると、SH60Jは護衛艦「せとぎり」に搭載されており、当時は甲板からの発着艦訓練をしていた。発艦から約15分で連絡が取れなくなり、その約10分後、せとぎりが近くの海域で救難用の信号弾の光を確認。さらに約5分後には救難信号も受信し、周辺を捜索したところ、午後11時25分ごろに乗組員1人を海上で発見した。外傷はないという。

 同ヘリには、海中に沈むと機体から切り離されて浮き上がり救難信号を出す飛行記録装置(フライトレコーダー)が付いており、現場周辺の海域で見つかった。付近では27日午前11時15分ごろ、機体下に取り付けられたレーダーの一部とみられる破片(約30センチ四方)も発見。記録装置からはデータも抽出されており、海自は27日、同型機の飛行を当面自粛することを決めると共に、事故調査委員会を設置した。データの分析などを進める。

 SH60Jは護衛艦に搭載され、周辺海域の警戒監視などを行う。全長19.8メートル、幅16.4メートル。1991年から配備され、行方の分からなくなった機体は2001年に配備された。【前谷宏】

 


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