V22 Osprey crash
<オスプレイ:緊急着陸用機能の自動回転 使用実績なし>
毎日新聞 2012年07月10日 00時25分
森本敏防衛相は9日の衆院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて「オートローテーション(自動回転)機能を持っているが、緊急着陸する事態に今まで至っていない」と述べ、同機能が使われた実績がないことを明らかにした。
オートローテーション機能は飛行中にエンジンが停止するトラブルが起きた際、緊急着陸するために空気の力でプロペラを回転させる機能。航空法で民間ヘリなどに安全確保のため義務付けられているが、米軍機は日米地位協定で適用が除外されている。森本氏は「米側からMV22がオートローテーション機能を持っていると説明を受けている」とする一方、実際に機能するかどうかは「私はまだ乗っていないので何とも言えない」と述べた。赤嶺政賢氏(共産)への答弁。
森本氏はまた東北、四国、九州などで計画されているオスプレイの低空飛行訓練に関し、航空法などの最低高度基準を米軍機訓練に適用するとした99年の日米合意に言及し、「米軍に合意を順守し、住民の安全、安心に最大限配慮するよう働きかける」と述べた。【坂口裕彦】
(コメント) なんか、わかっていない人同士が話をしているような・・。まだ「米軍の行動は信用ができない→それを解決するには」ということの論点か、あるいは「危なそうだ→それでは、いかに安全に運航するか」と議論するか・・という持って行き方の方が不毛でもなく、国民にもわかりやすいのではないかと思いますが。おまけにテスト飛行時のクラッシュのビデオをつけました。ローリングが安定しないまま、揺れが増幅されてプロペラから地上に突っ込んでいます。おそらく2つのエンジンの回転数があって共振したのだと思います。こうした問題は解決されたのでしょうか?