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2月の台湾機墜落は操縦ミスが原因

2015-07-02 21:25:16 | oversea

<2月の台湾機墜落は操縦ミスが原因、事故調査委が発表>

[台北/シンガポール 2日 ロイター] - 今年2月に台湾の復興航空(トランスアジア航空)機が台北で墜落し43人が死亡した事故で、同国の飛行安全調査委員会(ASC)は2日、機長が正常に作動している方のエンジンを誤って停止させたことが事故原因とする報告をまとめた。

報告では、機長(41)が、2014年5月に行われたシミュレーター訓練で落第していたことも明らかになった。離陸時にエンジン停止が起きた場合の対処についての知識が不足していたためという。

同機のボイスレコーダーには、墜落直前に「まずい。間違ったスロットルを引いてしまった」という機長の声が録音されていた。

事故当時、同機の1基目のエンジンは停止しており、操縦士2人がコントロールを取り戻そうとして操縦席は混乱していたもよう。

機長は動いている2基目のエンジンを誤って停止させ、手遅れになるまで気付かなかったとみられるという。

同機には乗客乗員合わせて58人が搭乗。2月4日に台北の空港を離陸して間もなく、高速道路に接触するなどして川の浅瀬に逆さまの状態で墜落した。乗客ら15人は救助された。


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