<客室内の気圧が異常低下、乗客1人けが 全日空機>
2016年5月31日19時38分
羽田発高知行き全日空561便(乗客・乗員170人、ボーイング737―800型機)が27日、神奈川県沖の高度約5千メートルを飛行中に客室内の気圧が異常低下し、乗客1人が左耳の鼓膜に穴が開くけがを負ったことが分かった。
国土交通省が31日公表した。27日午前8時40分ごろ発生し、同機は約30分後に羽田に引き返した。気圧を調整する二つの空調機器が両方とも故障した。国の運輸安全委員会は重大インシデントに認定し、航空事故調査官3人を派遣した。