<国宝姫路城にドローン衝突=目立った損傷なし-兵庫>
2016年11月17日 17時15分 時事通信
17日午後0時45分ごろ、世界文化遺産で国宝の姫路城(兵庫県姫路市)の大天守に小型無人機「ドローン」が衝突し、墜落したのを同市の委託管理業者が見つけた。市姫路城管理事務所によると、大天守に目立った損傷はないという。
同事務所によると、ドローンは大天守最上階の南東側屋根に衝突。落下途中にも一度、大天守に接触した。墜落したドローンは同事務所が回収し、県警姫路署に連絡した。城内では同日午前、警備中のスタッフがドローンを飛ばす準備をしていた外国人グループを注意していたという。
<姫路城にドローン衝突 外国人観光客操縦情報も>
(神戸新聞) 14:39
17日午後0時45分ごろ、世界文化遺産・国宝姫路城(姫路市)の大天守に、小型無人機「ドローン」が衝突し、墜落するのを同市の委託管理業者が目撃した。市姫路城管理事務所によると、大天守最上階の南東側屋根にぶつかったといい、目立った破損はない模様。けが人はなかった。近くで外国人観光客が飛ばしていたとの情報もある。
同管理事務所によると、同日午前10時台にはアジア系とみられる4人グループ、午後0時台には白人の約10人のグループがいずれも城内でドローンを飛ばす準備をしているのを警備スタッフが発見し、注意していた。ドローンは大天守の2カ所にぶつかり、落下した。
姫路城では、昨年9月にもドローンが衝突しており、文化財保護法違反容疑で男性会社役員が書類送検され、不起訴処分となった。
<姫路城にドローン衝突…直前に外国人が準備か>
19:55読売新聞
17日午後0時45分頃、兵庫県姫路市の世界遺産・姫路城の大天守6階大屋根に小型無人機「ドローン」が衝突し、直下の広場に落ちた。
けが人はなく、大屋根に目立った損傷もなかった。県警姫路署はドローンを回収し、文化財保護法違反と航空法違反(禁止区域飛行)の両容疑で捜査している。
同署や姫路城管理事務所によると、ドローンは縦横各30センチ、重さ1・2キロ。当初は大天守西側上空でホバリングしていたが、時計回りに旋回した際に6階屋根にぶつかり、弾みで約10メートル下の4階屋根に接触して落下した。この直前に、ドローンを飛ばす準備をしていた外国人とみられるグループを警備員が注意していたといい、同署は関連を調べる。