中国進出したコンビニの苦悩

わが社も中国に進出していますがなかなか利益を

安定的に獲得することに苦戦をしております。

コンビに業界の大手も一時期は出店ラッシュをかけていましたが

現在は不採算店舗の統廃合を進めています。

その原因の一つは人件費の高騰になります。

これは各業態が苦戦をし始めている大きな要因です。

そもそも安い労働力を求めて進出した企業は

かなりのダメージを受けていると思われます。

中国進出については生産拠点と考えている場合には

この人件費の高騰は撤退をも視野に入れなければならないくらいの

ダメージになってきていると思われます。

かたやコンビニ業界のように巨大マーケットと捉えて進出した

企業の場合には人件費の高騰はある程度覚悟は出来ていると思います。

しかし、現在コンビニを直撃しているのは地価の高騰です。

これにより店舗の賃料が高騰しており人件費とあわせると

収益を圧迫する要因となっています。

意外と賃料の高騰のダメージが大きく、統廃合をせざる負えない状況に

追い込まれているという結果になっています。

わが社はコンビニ業界と関係があるため計画通りの事業拡大が

できていない状態になっています。

また合弁企業からは配当を要求されており、益々環境は厳しい。

中国での事業化を本格的に見直す時期にきていると感じます。