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「今は、そう」で済ませておく柔軟

2024-06-08 07:31:09 | 日記
なにかを持ち合わせることに、とかく世間も自身も汲々としてしまうものですが、古来よりご年配がおっしゃってるように、「どうせ向こうには持っていけないから」なるは実に慧眼でして、生涯を賭して所持したり関係を得たからといって、現世での現象な訳です。

子孫に残すにしても、懸念材料になったり、維持費に困難を覚えるなど、とかく期待したありようにいささかほど遠い何かになったりもしますな。

ネットが普及するに従って、従来見過ごすしかなかったものや、あきらめるで済んだものが、「見過ごすどころか証拠すら残せる」「あきらめるどころか、ロングテールに維持し続ける」をかなえております。この恩恵は威力が大きく、現在で言うと日本の政治が従来「どうせみんな忘れるんでしょう?」で済ませてたものが、一斉にエビデンスの宝庫みたいにネットで共有と発言と進捗を許すようになったので、多分次回の選挙では極端な結果に至ることうけあいです。

従来通りでない、を今後のテクノロジーの進捗で味わいだしますが、それって幼少期から培(土か)ってきた、ものごとの成り行き、理(ことわり)を時間感覚として体得したところで、生涯の途中で変更を幾度も余儀なくされるほど、「覚えたことが生涯を通じて通用しない」の繰り返す回数を増やしてるってことです。

昔の人なら、手習で覚えた身体感覚と諦観(ていかん)一つは、年配になるまで通用したし、後続の人らにアドバイスで渡せました。
ですが現在、経験で授かった体感則と知恵は、生涯の途中でパラダイムシフトの洗礼を帯び、そうそう次世代に役立つ新鮮を失うのです。
なまじ渡さぬ方が・・・くらいの年配側の配慮を見遣るに、いささか心ぐるしくもなるのです。

所持も経験も関係も、なかなか信じ難くなる刹那にあって、どうやって自身を慰めて励まして人生を渡るか。
いよいよ生き続ける中でのタフネスさは「最初の方のパラメータの設定」に柔軟が必須になりますでしょうね。「かわる」が前提の、仮決定みたいな居心地を、生涯に渡って覚悟し、そうであるのをデフォルトとする。

その世代はそれ以前の世代と感性とか感覚を異にしてないと生き延びれなくなっちゃうから。
そうなると、「折れる」人も出てきましょうが、そこは「しなる」という竹みたいな強靭柔軟が威力となることでしょう。

さりとてグニャングニャンじゃ何事も為せませんからね。
心根が柔軟で、凛とあるを並行所持してられる心持ちが肝でしょうね。

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