「言えてる」ことより「言えてない」に触れにくるひとの洞察にこそ気を留めよ。
なぜ言わないのか、言えないのかをせっつくのではなく、そっとしておいてくれたってことは、十分のメッセージと人間力と言える。
ひとり、知っててくれるだけで、人はやっていける。
多けりゃいいってことは、まず、ない。
頭がいいだけの人は、決まって察しが悪い。
損得感情がプリセットされてて、杓子定規に「避ける」ものが勘づける。
危機回避、損の回避をしたつもりのようだけど、婉曲的に人に忌み嫌われ出す。
そこには体温がない。
一緒に失敗しとく「頭の悪さ」が足りない。
そう、「足りない」んだよ。
そこ経由じゃないと、信用も無為な善意も、神経にも琴線にも触れていけなくなるのを知らないでいる。
それは冷たいって言うんだ。
本当に優しい人は、心底優しくない目に遭ってる。
ゼロから優しいんじゃなく、マイナスのどん底から優しくするを選んでる。
意固地に優しくしない、に転向する者も居るが、結果は動機にもう含まれてる。
優しくなくても見守ってる、でも良い。