ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

水曜日は友の会だったー。

2007年03月23日 | 友の会/患者・家族交流
何だか仕事が忙しかったんだよね。。。それに世界フィギュアスケートが始まっちゃったからね、テレビに釘付けだし。

さてさて、ひさしぶりのブログ。今日は友の会の集まりについて。

第3水曜日は我が街の友の会の会合。私は1時間半くらい遅れて参加。Mr.Pakipakiは最初から参加していたみたい。

予定では、デュオドパ(ジェル状のLドーパ)を使用し始めた若年性患者さんが経過報告をしてくれるはずだったんだけど、体調不良のために欠席。残念!

でも、どこかの大病院の神経内科の先生がノイプロ(ロチゴチン、アゴニストの貼り薬)の説明に来てくれていた。Schwarz Pharmaの人も来ていてね、Schwarz Pharmaのロゴ入りのペン、靴ひも(ゴムで伸縮するもの)、ノイプロのサンプルなどのグッズをもらった。(←こういうのにヨワイ!アリガトウ!!Schwarz Pharmaさーん!)

私は遅れて参加したので、神経内科医の先生のプレゼンテーションは最後の方しか聞けなかったんだけど、非常に分かりやすい説明だったらしい。参加者は50名くらいだったんだけど、みなさん、プレゼンに大満足してたようす。

ノイプロは去年の夏前に認可されていたので、そんなに新しい薬ではないんだけど、去年は単独での使用しか認められていなかった(Lドーパとの使用不可)。Lドーパとの併用が認められたのは今年に入ってからなの。
というわけで、Lドーパを服用している患者さん(友の会のメンバーの大半はLドーパを服用)にとっては、今年から使えるようになった「新しい薬」なわけ。だから、神経内科の先生とSchwarz Pharmaの担当者に来てもらってプレゼンをしてもらったみたい。

友の会の会合には、理学療法士さんとか神経内科の先生、市長、地元のダンスグループ、健康食品会社の人などなど、患者や家族以外の人が来てくれることが多い。「患者さん同士の交流」が一番の目的だとは思うけど、それ以外のイベントを企画してくれるボランティアの方々にホントに感謝している。この会の代表者は5名なんだけど、内訳はボランティア3名、患者さん2名。中心メンバーはボランティアのおじさん2名で、非常に積極的に会を企画運営してくれている。

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さてもうひとつ。友の会の話。

友の会のメンバーに、時々、自作の詩を披露してくれるおじいさん(80歳)がいる。病歴は28年。ここでは「ポエム爺」と呼ぼう!

このポエム爺の詩、私にはよく理解できないんだけど、みなさんの心に響くみたい。いつも拍手喝采だったり、アッハッハと大笑いだったり、とにかく好評なの。。。。

でね、もしかして。。。と昨日思って、ポエム爺の名前をググってみたら。。。ヴィキペディアのページにヒット。にゃんと、このポエム爺、趣味で詩をよんでいるんではなくって、ホンモノの詩人みたい!!!友の会の集まりでも、何だかVIP扱いだなーって思っていたんだけど、本物の文化人だったんだねー。びっくりー。

さて、このポエム爺、今は車いす使用。いつもは、奥さんと若い女性と一緒に会合にやってくる。その若い女性(20代後半)がいつも車いすを押しているんだけど、だいたい2、3ヶ月で別の女性に替わるの。私ね、最初は娘さんかお嫁さんかと思ったんだけど、どうやら違うみたい。

それがね、東ヨーロッパからの住み込みのヘルパーさんなんだって。2、3ヶ月交代で新しい人がポーランドからやってくれるらしい。

ほら、日本でも、比較的安い労働力として東南アジアの人を雇ったりするでしょ。。。ああいう感じだと思う。東ヨーロッパの人の賃金の方が安いんだと思う。たぶん。

ポエム爺夫妻は、ポーランドからのヘルパーさんにすんごく感謝している様子だし、悪くはないと思う。でもね、豊かな国(経済力だけかもしれんけど)ニッポン出身の私には、「より豊かな国に出稼ぎに行く」ってことがイマイチ理解できない。想像力に乏しくて、豊かな国に出稼ぎに行く人の気持ちもあまり理解できていないような気がするし、後進国(←一般的な意味)からの労働力を積極的に活用することをどう受け止めてよいのかイマイチわかんない。(後進国の女性を水商売で”活用”することには絶対ハンタイだけどね!)

日本にもいるんだろか?東南アジアからの住み込みヘルパーさん?