なんとなくスピリチュアルブログ

歳を取るにつれ失ったものと得られたもの

来年還暦を迎えることになるせいか、このところ歳を重ねることによる気づきが次々と湧き起ってきています。

若い時期と比べ、今私の中で大きく変化していることは数々ありますが、大きな点から言えば、肉体的な衰えがあります。

それは、誰にでも起こりうる年相応のものだけではなく、私には10年ほど前から、股関節の障害があらわれ始め、今現在は日常生活にかなり支障をきたすレベルにまで歩行が困難になっています。

痛みと共に生活している毎日です。痛みはすでに私の一部になっています。

そのために、身体を使ってする活動量は減り、行動範囲も限られたものとなっています。

富を得るとか、社会的成功であるとか、そういったことはもう望めないな、と自覚すると同時に、そのようなことには興味が薄れている自分に気づきました。

このように、身体を使ってなにかできなくなってくると、行き場のないエネルギーが、今度は自分の精神(内面)に向かって強く注ぎ込まれてきたような感じがします。




私がこの世に生まれてきた本当の意味や、この世の中にある目には見えない不思議な法則、そして死後の世界のことをもっと知りたい!

そのような気持ちが、より一層強くなってきました。

これらのことには全く関心のない人、嫌悪感を示す人もいることでしょう。

ただ私は、目には見えない力や世界はある!と信じていた方が、自分にとっては得られることがたくさんあるので、信じて活用している。。というだけのことです。


身体にエネルギーがあって外の世界に関心が向いていた若い頃の自分と今の自分を外側から単純に比較すると、どう見ても今の自分の方が失ったものが多く見えて不利に違いありません。

でも、若い時代には得られなかった、生きることへの安心感、幸福感、自己肯定感、いつか巡ってくる自分の死への受け入れ覚悟、というものが、歳を重ねるごとに深まってきた感じがするのです。


そーだったのか~!

目には見えない力によって、世の中というのは、こういう法則で動いていたんだな~!という発見が、歳を重ねるごとに、よりリアルに感じ取れる面白さは増してきました😉 

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