Port Nine Jazz Orchestra

すみだストリートジャズフェス出演決定!
ーーーメロディを紡ぎ、喜びを創造する

バリトンの東郷さん、すみだフェス参戦決定!

2016-06-19 | 練習


















クールなバリトンセルマーをご愛用の東郷さん。ポートナインメンバーとして、すみだストリートジャズフェスティバルにご出演決定です!ポートナインにとっては念願のバリトン加入で、練習もイヤが応にも盛り上がってきました。しかも、加笠さんのご友人であるベース応援者宮川さんも駆けつけていただきました。安定感のある演奏をいただきました。佐藤さんのニックネームも、甘い音を奏でることからスイーティ佐藤に内定となりました。サックスマックスも、バリトン加入で練習が盛り上がりまくりです。テナー、トランペットは練習参加者少ないので、なるたけ参戦を宜しくお願い申し上げます。なにはともあれ、引き続きブキウギ盛り上がっていきまっしょう!

パーカッションありのリズミカルな練習!

2016-06-12 | 練習





















すみだフェスティバルに向けた充実練習ができました。ギター、ベース、ドラム、パーカッションありの練習になりました。キャラバンは、相変わらずの鬼門です。横山さん、映画セッションのご確認をお願い申し上げます(汗)。秋にはかっこよく仕上げたいですね。サックスマックスは、初回練習。うつわちゃんが必死に食らいついてました。うつわちゃん、チャーリーさんの熱血指導でうまくなったなぁ、とトランペットで話題になってました。家藤さんのベースはうつわちゃん同様に、猛練習の後が見受けられました。なにはともあれ、あのMALTAも出演のすみだフェスティバルに出るということで、山形代表のツテで、先輩バンドのセブンスの薄井さんもパーカッションで参加を名乗り出てくれました。有り難い限りですね!きっとステキなすみだフェスティバルの演奏になることでしょう。なにはともあれ、引き続き、ぶいぶい猛進していきませっふ!

アイデンティティとしてのハード・バップ

2016-06-09 | ジャズ史放浪記
Memorial Album
Blue Note Records



田丸智也先生の港区ジャズ大学の3回目に行ってきました。1950年代半ばに、白人を中心としたウエストコーストジャズが現れクールジャズが広がりました。逆に、農業の機械化に伴い、東海岸には黒人の人口が増大します。その東海岸、特にニューヨークではジャズの原点である黒人霊歌やブルースやラテンを織り交ぜて、ハード・バップと言われる音楽領域が広がるようになります。


ハードバップの潮流は、白人への抵抗からでなく、黒人のアイデンティティとして出現した点が特徴です。ハーモニーはブルース色が強くシンプル。一拍が重いグルーヴ感。ソロはビバップよりも長め。ハードバップでは、ラテンや土着のリズムも取り入れます。編成も、クールジャズのように多様な編成でなく、クインテッド、つまりシンプルな五重奏が主流となります。タイミングは、ビバップは前のめりにラッシュした感じ、クールジャズは後ろでタイミングをとるややレイドバック、ハードバップは完全に後ろでタイミングをとるレイドバックであり、ハードバップは重厚な雰囲気が特徴でもあります。


A Night at Birdland, Vol.1
Blue Note Records



1954年2月21日の深夜にバードランドで行われたライブがハードバップのピークと言われています。ナイアガラロールで知られるドラムのアートブレィキー、トランペットのブラウニーことクリフォードブラウン、ピアノにファンキーことホレスシルヴァー、アルトがルードナルドソン、ベースはカーリーラッセルの熱い演奏でした。バードランドとは、チャーリーパーカーのニックネームから命名されたジャズの名店となっています。なお、アートブレイキーは、来日時、「俺は黒人だぞ、一緒に写真に映ってもいいのか?」とリアクション。そんなシニカルなアートブレイキーを日本人は手厚く迎えたため、アートは熱心な親日家としても知られていました。


悩めるソニーロリンズは、このハードバップの重鎮として活躍します。ソニーロリンズは、マイルス、クリフォードブラウン、マックスローチとの交流も厚いことで知られます。彼は人気が上がれば上がるほど悩み、ウィリアムパークの橋の下で練習を繰り返したそうです。公園でハードバップの練習をしていたら、通報されてしまったエピソードも有名です。


直立猿人
ワーナーミュージック・ジャパン



黒人の存在感、アイデンティティとしてのハードバップですが、やがて人種差別問題とも結びついていきます。まさに差別される側の「黒人の叫び」として、ハードバップは昇華していくのです。怒りのミュージシャンであるチャールズミンガスは、このような時代背景に基づき、名盤となる直立猿人を発表します。ミンガスは、アームストロングのバンドで活動後、パーカーやガレスピーとの共演でジャズ界にデビューし、集団的インプロヴィゼーションをふたたびモダンジャズに復活させます。アーカンソー州のリトルロックの戦いといわれる黒人差別事件について、「フォーバスの寓話」として発表し、ハードバップの寵児としてミンガスの名はジャズ史に燦然と遺されます。

2016年度第1回総会

2016-06-04 | バラエティ






本日、2016年度の総会がとりおこなわれました。三代目のポートナインジャズオーケストラ代表は、山形さんが推薦者多数となり選出されました。これまで納涼船などの企画でオーケストラを盛り上げてきた山形さん。ポートナインを更なる高みに誘ってくれることでしょう。みなでこれまで通り、オーケストラの全体力を高めるために結束していくことを確認しました。成田も、副代表として山形さんを完全バックアップさせていただきます。また、秋に参加するイベントも確定。すみだ、池袋と日本最大級のジャズフェスティバルにポートナインが参加することにともない、参加できるイベントも絞っていくことになりました。茅野さんも、無事に7月から復帰予定です。二代目の麻生さん、副代表の加笠さん、岩崎さんも、これまでの大役をお疲れ様でした。池袋ジャズフェスティバル、港区国際交流協会ニューイヤーパーティの大成功は、麻生さん、加笠さん、岩崎さんのご尽力のおかげですね。加笠さん、岩崎さんには引き続きパートリーダーとして音楽の方向性を御指南お願い申し上げます。なにはともあれ、引き続きぶいぶひ盛り上がって行きまっしょう!