赴任してバタバタ続きで二か月がたってしまいました。
外来診療を少しずつ始めたとはいえ、なかなかこちらの電子カルテシステムになじめず(北海道でも電子カルテの病院あったんだけど、全く知らないシステムだから・・・)、若手医師たちに迷惑をかけながら少しずつ自分でできるようになってきました。
電子カルテと紙カルテ。やっぱり後者の方が3倍速く診療ができる(*富良野地区限定)し、なんだかんだで自科の経過だけを見るのであればすごく便利。ただ、字が汚いため読めないという大きなリスクあり。電子カルテは、全部PC入力だからすごく読みやすいのと、診療情報提供などの手紙やり取りにおいてはすごく便利。
掌蹠膿疱症外来も実は少しずつ紹介をいただいて、数人エントリーし始めているので、今までの経験を生かして効率よく記録をとり、外来診療をしながらきちんと患者さんから病態を考えるヒントをいただくようにしようと少しばかり工夫を始めました。
こんなことを一から始められるのも、あるいみ今は開店休業状態であるからこそ。また、受診者数が増えたら、こんなシステムのことなんか考えている暇がなくなるから今のうちに試行錯誤しておこう。。。
でも、愛媛に来て旭川の時には思いつかなかった病態解明のアイデアがいくつも浮かんできたことがなにより一番の収穫。やはりいろんな知識や経験のある先生の意見は本当にありがたいものです。
外来は開店休業ですが、掌蹠膿疱症研究チーム(現在一名のみ♪)は少しずつ運転出力(電力会社用語?)を順調にあげておりますよ(すみません、すでに試験運転ではなく営業運転なんぞな、もし)。