掌蹠膿疱症とたたかう”たかが皮膚科医” in 愛媛

変わり者と後ろ指を差されながらも、掌蹠膿疱症とひたすらとりくむ元北海道地域医療従事臨床研究者のひとりごと。

禁煙

2013-04-26 19:23:35 | 火曜日は専門外来日!

毎週アップすると言っておきながら、二カ月近くもアップしていないあたりが、非常にだめだめだと反省しています。

少しでも新しい情報をと思って、かなり真面目に実験をするようになっています。掌蹠膿疱症はやはり勉強すればするほど奥が深くて、ただの手足の水ぶくれやうみの病気ではないとつくづく思います。

掌蹠膿疱症外来を開設して一年が過ぎました。そろそろあまり何もしなくても改善しそうだという方も一人二人で始めており、うれしい限りです。ちょっとここでは書けないのですが、新しい治療法に関する進歩もあります。

この一年でつくづく感じたのは、掌蹠膿疱症になったら、残念ですが絶対に”禁煙”しないと治癒しないということです。

愛媛大学でも旭川医大のときと同様に、”禁煙できないという人は、すみませんがうちの専門外来では治せないので、受診されても無理だと思います”と言わせてもらっています。

うちの外来にエントリーして禁煙できたという人が3人おります。ただ、それ以外で禁煙している言われているのですが、来るたびにタバコ臭い息を吐く患者さんがいて困るんですよね。。。こればかりは決めつけることもできないので難しいです。

故に、血中のニコチン濃度でも定期的に計測させてもらおうかな。もし、うそをつかれているのであれば、その時点お互いにとっていいことではないと思うのですがねえ・・・

”申し訳ありませんが、禁煙できない方は私の外来にお越しになられても、おそらく時間とお金の無駄ですから、禁煙しなくても診てくれるDrを受診することを強くすすめます。どうぞよろしくおねがいします。”