ベリーダンススタジオ★☆★ぱわふるマドンナ★☆★ 主宰・坂口せつ子 

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母日記

2007-10-07 07:06:19 | 日記
人間は食べられて、出す事が生きられる基本だ。88歳の母が昨日からおつうじがあり、一時間おき位に顔色を伺うとトイレに行くというので手を繋ぎ連れていくと紙おむつに硬いのと柔らかいのと出ていた。この状況が3日位続き又5日から10日位出ない。夕べは辛かったようで観音様近くの桜井さんが今夜は夕食のお客様もいないし境の花火があるからお母さんと見に来て。と招いてくださったので連れていった。しかしずっと機嫌わるくせっかく出してくれた、大好きな天然茸入りけんちんも首を横に振った。出ている最中だったのだ。帰って暖かいタオルでサッパリした後も私の手作りぎょうざもひとつも食べられなかった。その後もトイレでサッパリしてお布団に寝せようとしたが座ったまま動かない。朝の5時まで座ったままだった。外が明るくなりかけて、やっとトイレ行こうとうなづいてくれた。後ろから抱き上げると、膝が伸びない。腰も伸びない。いつもなら自分で歩くのに歩けない。やっとのことトイレでサッパリしたのでさあお布団に寝せようとしたら横にならない。腸と脳は繋がっているらしいが、もうろうとしていて身体か動かない
のだ。5時半やっと横になり、すぐに爆睡してしまった。様子を見ていた24歳の息子は"あんなにずっと座っていたら歩けないよ。お腹か気持ち悪かったんだね"といって、一緒に母の穏やかになった寝顔を魅入った。歳をとるという事は身体が自由に動かなくなることでもある。歯がゆいと思う。それ以上に笑顔を投げ掛け、母の痛みや空しさ寂しさ、を近くにいたら少しでも分け和える。私は今母のそばにいられて幸せだ。