Google Analytics Research Team からGmailのアカウントにアンケートが届いた。
Subjectには、所用時間 10 分: Google アナリティクスのアンケートにご協力ください、とある。
続いて本文には、
Google アナリティクスについてご意見やご感想をお知らせください。
平素より Google サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
本日は、Google アナリティクスのご利用に関する簡単なアンケートにご協力をお願いしたくご連絡させていただきました。
このアンケートの所要時間は 10 分程度です。
ご回答いただいた内容は機密情報として扱われます。
Google では、お客様のご意見やご感想をもとに、ビジネスにおける課題や機会の把握に努めています...
と続く。うーむ、所用時間と所要時間、これは明かな表記ゆれですな。そして所用時間とは言わないようだ。
それで思い出したが、eligible という単語があって、They are eligible for red flag (それはレッドカード適用だね)という表現があったときに、イギリス人が "Am I really eligible for red flag? I know I am eligible for reward, but technically can I become eligible for penalty in English ??"と話していた。 レッドカードってご褒美なの? ご褒美をもらう資格があるという表現があるのはわかるんだけど、罰則をご褒美にもらうって、英語でそんな言い方するの? 言葉は移り変わるものだから(「的を得る」が戦後だんだんと使われだしたように)、多分このイギリス人の感覚は国語的な感覚として正しいのだろう。通常 eligible はいいこと(報酬とか、資格とか)にしか使わない。でも日本生まれの日本育ちには一生わからないかもしれない感覚だろうなあ。
肝心のGoogle Analytics アンケートで何を訊かれたか、という話だが、
- 何目的で使用しているか A/B問題とか、同内容でレイアウトが異なるサイトの分析に使っているか、どの検索エンジン経由が多いか
- 他のアナリティックスツールを使っているか
- 機能として何と何を合わせたら理想的か
- 機能に満足しているか
といった内容だった。なるほど、Google Analytics ってそういう目的で使用しているのか! と無料ユーザには有料ユーザの使い方が垣間見えた瞬間だった。