2002年6月、大崩山徘徊ののち「山好き寛ちゃん」と泊まった高千穂町の鄙びた旅館。晩飯までに時間があり、玄関の応接セットの横にダ~ンと置かれた分厚い2冊の本をペラペラめくった。確か、、団体の本だったと思う。その中に九州脊梁山脈を漂泊する、サンカなる人々の事が書いてあった・・と記憶する。サンカと言う言葉を見かけたのは、これが最初。北九州で暇な時、ネットで調べてみた事もあったなぁ~。柳田国男って人のサンカについての研究もチョイとわかった。なんでも原日本先住民が彼等の祖先みたいな感じで。他にもイロイロ、ウメガイだテンジンだと特殊なナイフを携帯し、特殊な組織を持っていて、その実、戦前までは河原で野宿(瀬降りと言うらしい)しながら川魚漁や箕直しをしながら流れ流れの生活をする。こっちにきて興味のでてきた記・紀に登場する土蜘蛛や贄持・井氷鹿、、ハタマタ蝦夷や熊襲、隼人なんかが祖先なのかな??なんてね。ツラツラと。先日、近所のブックオフで見かけた「幻の漂白民・サンカ」って本、思わず買ってしまった!うん!この本が一番しっくりと疑問に答えてくれたような気がする。ポン・オゲ・サンカコジキなんて呼ばれて差別されてた人々は、実は江戸時代の飢饉で貧困に堪らず山に逃げこみ生き続けた人々だったのだな。それも多くは中国山地や大峰山脈に痕跡が残ると、、、そう言えば子供の頃、、弱い子いじめるのに、お前「ポンゲ」やのぉ、なんて言ってたの思い出したりして、ポン・オゲ、、ポンゲ!通じてるな~、、なるほど、そんな差別用語であったのか。ポンゲについてもサンカについても、長年の疑問氷解!一気完読。安静絶食を言い渡されたおかげの貴重な読書時間であった!!