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低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

伯母子岳 おばこだけ1344m(奈良県) 

2007-03-23 23:15:40 | 徘徊の記(その他の山)

3月12日に出かけて、思わぬ雪にメゲテ退散した裏高野の伯母子岳に再挑戦した。宮崎県に戻るとめったに訪れる機会の無い山域だろう。非常にスッキリとした心持ちでガンガンと歩いてみたくなった。23年間勤めた会社の退職が決まった記念山行ともいえるかな。


護摩壇山から奥千丈林道を7km入った付近で歩きだす。熊注意の看板もある。2時間を切る目標をたてた。登山道と言うより、遊歩道といった感じの幅のある未舗装路。小刻みなアップダウンを繰り返し、すぐに口千丈山(1330m)の山頂立て札と三角点。この辺りにはまだ雪も残っている。

とにかくガシガシ歩いた。目の前に遠く一つの頂きが見えてきた、伯母子岳だろうか??いやいやこんなに近くはないな。なんて考えた瞬間、突然1、2m先の右手前方の藪から飛び出してきた鹿!と鉢合わせ。一瞬、真正面に対峙したカッコウとなる。向こうもかなり焦った模様で次の瞬間には道の反対側へ跳ね上がって藪に消えた。と同時に今度は真後ろの僅かな距離で私をかすめてもう一頭が飛び出してきて同じ方向へ消えた。ツガイの鹿の波状攻撃(飛び出した所に遭遇しただけ)に翻弄されてしまった訳である。手にはデジカメをしっかりと握っていたのだけど、、シャッターなんて、、押せません。熊でなくってホッてところですか。


気を取り直し、更にスピードアップして山頂を目指す。山頂まであと0.6kmの標識。ここまで約1時間20分。自分としては結構頑張って歩いた方。だがこの最後の僅かな登りが致命的、ここまで飛ばした反動か、足が前へ出ない。悔しいがここで25分をかけてしまい一応は目標達成、山頂到着1時間45分のタイム。この山頂は素晴らしい!360度の展望です。グルリと見渡し、込み上げる満足感に浸ります。歩いてみたかった奥駆けの山々も見えています。山頂に先客が一人。福井県から来られたSさん。山頂ビールを呑みながら話し込んでしまった。明日は大峰山脈の「釈迦岳」の予定らしい、GWには、私が帰宮に利用する「宮崎フェリー」に愛車を乗せ南九州の「霧島」「開門岳」市房山」の計画を練っておられるとか、、何と言う奇遇でしょうか。現在の我が境遇をお知らせし、GWは宮崎に既に戻ってる事、Sさん予定の山々も完登してる事、そして、その時期なら山域は少しかわるがアケボノツツジ観賞をはずすべきではない事。などなどを話し込む、、登山口がお互い真反対なので別れ際に携帯番号の交換をした。ご連絡頂けてどこか一つでもご一緒できればと。関西で最後になるやも知れぬ「伯母子岳」退職記念徘徊。こんな楽しみができました。う~ん!山って素晴らしい!!

護摩壇山1372m(和歌山県)

2007-03-12 16:01:27 | 徘徊の記(その他の山)
私の切った「どお~すんの!?オレカード」はナンだったのか??鬱鬱も限界となり4日から短縮された2連休ももう終わり、山ですね、こりゃ・・・人里を離れたチョイと深山気分でゆっくりと春でも感じながら歩いてみたい。できればなぁ~、標高は1000m超。で、高野山の裏手、、護摩壇山(1372m)~伯母子岳(1344m)あたりが手ごろな感じとチョイス。護摩壇山を1時間で片付けて奥千丈林道で時間短縮だ、、しかし、現実は、春は無し!有ったのは雪!龍神スカイラインは全線チェーン規制ですた。護摩壇山下山後の奥千丈林道の積雪が怖くて怖くて緊張運転のあまり登山口をスルーしてしまい雪だらけの断崖絶壁コースに迷い込む。諦めて戻ってきたらそこが登山口?でした。気温はマイナス2度、天候は回復傾向なれど、かなりの風。ここからだと稜線歩きなので吹きさらしのかなりの寒さかと、も~、そこから歩き始まる気にもなれず。もしもわが身の処し方が「保留」だったら再チャレンジちゅ~事で、帰宅(根性なしです)

畝傍山198.1m・香具山147.9m・耳成山139.1m(奈良県)

2006-12-04 22:16:32 | 徘徊の記(その他の山)
や、や、やっと巡ってきた連休、、初日は掃除洗濯、で、、怠惰な睡眠、たっぷりと眠って4日月曜日朝!お天気もマズマズ。奈良県橿原市へ向かう。極々低山の3つの山に登ってみようと言う算段。「大和三山歴史の旅」ですか?奈良大和平野の南東部、持統天皇の時代、西暦694年に造られた日本の首都「藤原京」を囲むように位置するあの大和三山である。

橿原神宮に車を止めまずは「春過ぎて 夏来たるらし 白妙(しろたえ)の 衣干したり 天の香具山」で有名な香具山を目指す。

登り口から10分かからず山頂。国常立神社の小さな祠がある。落ちてた大き目のドングリの良いのを4個拾って下山。

広々とした田んぼの中を歩く。多分藤原京の条里の中なんでしょう。暫く歩いて近鉄の踏切を渡ると耳成山!耳成山は一番低いが綺麗な形をしてます。むか~しの時代の火山が陥没してできた一部らしいです。

灯篭の建ち並ぶ参道を登って行くと耳成山口神社、10分弱。ここから5分もかからず山頂。展望なし。以外にも万葉集には耳成山単独で詠われた句は無いらしい。ほぉ~、意外です。ここでもまた香具山とは種類の違う小さなドングリを拾い下山。

気付くとお昼は既に過ぎている。腹も減った、大して歩いている訳でもないのにお疲れ気味、普段の山登りに比べ緊張感が無いのですね。大和八木駅に向かい近鉄を利用し橿原神宮前まで電車でインチキしてしまいました。橿原神宮駅前の商店街の食堂で昼食、生ビール!&とんかつ定食。腹一杯になったところで「橿原神宮」へ。宮崎は日向市の美々津浜から東征し、この畝傍の麓で即位した初代天皇「神武」が祀られている。宮崎の我が家の横の「宮崎神宮」と兄弟みたいなもんです。さすがに立派な神社でした。この神宮の中の参拝道から畝傍山に取り付く。

本日一番山らしい道が続く。それでも約20分で山頂。西の方向に葛城・金剛の山々が見渡せる。所々に天皇の御陵とおぼしきコンモリとした古墳も見える。古代大和を十分に感じる、、で一句。詠人知らずの万葉歌「思ひあまり、いたもすべなみ、玉たすき、畝傍の山に、我れ、標(しめ)結(ゆ)ひつ」歌の意味??そんなもん、よくわかりません、、お粗末!!帰りにマタマタドングリを探す、、探さなくてもイッパイ落ちてました。三山ドングリ携帯ストラップを作ってみようかなと、、、、



扇ノ山

2006-09-23 22:37:40 | 徘徊の記(その他の山)
地図を忘れ氷ノ山の登山道に続く林道が発見できず、、、行き当たりばったりで走った結果、、、扇ノ山に到着!!いや~冬は3mもの積雪になるこの地域、、ブナの森が続く稜線歩きに感動!!ん?キャンプ?本当は結構いい場所みつけたんだけど、若者アベックの車がやって来て、Hな事はじめやがって、、気分壊れて帰宅。

蘇鉄山そてつやま6.85m(大阪府)

2006-09-03 22:54:38 | 徘徊の記(その他の山)

6月に天保山を制覇。恐るべき大阪山岳地帯。堺市には一等三角点を持つ日本一低い山が存在すると言う。その名は『蘇鉄山』。天保山4.53mは二等三角点だったらし、、

南海電鉄の南海本線で堺市へ。山岳地帯大浜公園内で危うく道迷い、、遭難するところだった、、何とか山頂直下にやってきた。

天空の山頂へ向かう一直線の山道には樹齢?年にも到る神々しい松の木が鬱蒼と茂り?この神秘的な山の頂へ登頂できる期待感を更にグ~ンとヒートアップさせてくれる。

だ~れも居てへん・・山頂で、感慨に浸る。その横にカラスが一羽、降り立って、、「カァ~」だと、、

2006年第527番目に、この偉大なる蘇鉄山登頂をなし終えた証!「蘇鉄山」登山認定書なり