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低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

加江田渓谷(宮崎県)

2007-09-20 23:12:54 | 徘徊の記(その他の山)
昭和の40年代までトロッコ鉄道が走っていたと聞いた。そんな所がこの宮崎市内にあると言う。「加江田渓谷」。丸野貯木場~家一郷間の約12km、そのうちの家一合谷沿いの椿山キャンプ場までの約9.5kmの軌道跡が宮崎自然休養林の遊歩道として整備されトレッキングコースとして歩けるらしい。すこ~し秋めいた気がしたので、気持ちの良い渓流歩きと林業が盛んだった頃の、昭和のNostalgicを求めて出かけてみた、、、、、が。

R220沿い、巨人軍のキャンプで有名なサンマリンスタジアムを過ぎ山手に向かうと丸野集落。元は貯木場だった、かなり広めの駐車場にマービーを止め、5分も歩けば入り口。

ゲートを過ぎるとすぐに杉の林。木陰が続くのだけど、、思ったほど涼しくない。所々にコバルトブルーの淵を作る渓谷もここ何日間かの天候不良で増水気味、場所によってはゴーゴーと音を立てて流れる。右手に「双石山」、左手には「斟鉢山・花切山」の500mを越える山々に挟まれた谷はすぐに照葉樹の薄暗いルートになる。右壁からは至るところに水が滴り、苦手な陰性植物のオンパレード、苔、シダ、、茸類。そして、、心地良い渓流歩きの予想を大きく裏切られ、、強烈な湿度に超不快!?立ち止まればメガネも曇り気味、流れる汗に、小虫の羽音が耳元に近づく、、ピョーン°゜°。。ヘ(;>
ひょうたん淵を過ぎた辺りから、トロッコ鉄道の痕跡がここ其処に現れる。赤錆にまみれて淵沿いに打ち捨てられたレール達、道沿いに立てられた電線用の柱も気付けばこのレールを利用しているんだ!?軌道もそのまま残ってるよ!この軌道幅からすると、思ったよりずっ~と小さなトロッコだったんだなぁ~、僕らがまだ小学校の頃の昭和の痕跡。

硫黄谷(硫黄成分を含んだ冷泉が湧いているらしい)、かえで橋(斟鉢山登山口)、多目的広場(ここまでが約3km)も一気に通過する。暫く歩くと正面に木造の建物が忽然と現れた!?驚いたなぁ、こんな山の中に住んでる人がいらっしゃるんですね!! 「私有地につき立ち入り禁止」 と書いてあるので写真だけ撮ってみた。

渓谷に架かる橋を2つ、3つ渡る、道は川の右岸になったり、左岸になったりして続く、、ここいら辺りから、山道に埋まったままだったり、道端に積み重ねられ緑に苔むした枕木が目に付くようになってきた。至るところで岸壁をしたたり落ちてくる湧水が、湿度としてこの閉じ込められたよう渓谷の空間に満ち満ちている。山に登っているのであれば稜線に上がれば一服の涼風も期待ができるが、、噴出す汗に、ここを一刻も早く抜け出したい気持ちがムクムクと沸き起こる。こうなると、周りの風景なんかをゆっくりと見ちゃいない、唯、黙々と歩いてた。いっそこのまま流れに飛び込んでやろうか!、、後の更なる不快感を思うと、やっぱり止めとこ!

後半の道は徐々に幅を狭めて、夏草が被ってたり倒木があったりと、すこ~し荒れ気味。
こうなると更に鬱陶しいのが蜘蛛の巣、、今日は全く人に出会って居ないので、ほとんど全部が私一人に絡みつかれてる感じですね、、{{{{(* ̄д ̄)}}}}、、キャンプ場まで1.5kmの標識が見えて、スピードアップ!!と、、やっと、舗装路、空が見えて、行く手に小奇麗な東屋が見えてきた!!一目散に歩き、ザックを放り出す。日当たりのある東屋の屋根の下の日陰の空間は、、明らかに、今までと空気が違う!渓流に下りて頭から水をかぶる。タオルを濡らして上半身裸になり汗を拭う、、シャツを着替えてドッカと腰を下ろすと、、風が心地良い!本日始めての大休止に冷凍ビールを空けました、、若干シャーベット状態が残ってますが、キンキン!ビーフジャーキーを摘みながら塩分補給、、とマイセン2本のヤニ補給、、完歩の達成感も重なって、久々に幸せを感じましたねぇ、この瞬間わぁ!!

車も充分止められる舗装路を暫く歩き対岸に渡り椿山キャンプ場に回り込む。奇麗に整備されている炊事棟やトイレ棟、、好い雰囲気です。管理棟前まで来たときに上空に雨雲。ボツボツと雨粒が落ちてきた、管理棟のウッドデッキには寝袋や毛布が干してあったので「雨ですよ。」と声を掛ける、、、管理人さんは慌てて干し物の取り込みをしながら「上がっていかんですか?」とうれしいお言葉。それじゃと言う事で、雨が上がるまでコンビニ弁当を広げさせて頂く。お握りを頬張りながら加江田渓谷についてアレコレ話を伺った。そして、、一番驚いたのは、、管理人さん「登ってくっときに、途中に一軒家が、あったでしょが、、?」 私「ハイハイ、ログ風な建物が一軒、、」 管理人さん「今はもう、家は建て替えたっちゃけど、あそこで生まれたですよ。」ドヒャ~!!驚いた!あの山の中に昭和の中ごろには4世帯があったそうだ。子供の頃にもちろん電気は無かった事、このキャンプ場の敷地内に小学校の分校があって通ってた事、気付けば、優に一時間は超え、雨も既に全く降ってません。今年の営業も後10日のみとの事。がんばって下さいとお礼を言い辞す。

椿山峠まで本日初の登りらしい登りの道を約15分。椿山峠からは県道宮崎北郷線の舗装道路歩き。9km以上渓谷沿いを歩いて来たのだから、当然帰りも同じだけは歩かないとね。いつもは舗装路は極力さけたい所だが、、あの渓谷沿いの高湿度を思えば、、ホントに気持ちの良い帰り道でした、、加江田トロッコを訪ね、、大正解!!

大山1709.8m(鳥取県)

2007-08-26 23:59:59 | 徘徊の記(その他の山)
デンデン虫号ことマービー(バモではない、、)は25日午前10時!宮崎を旅立った、、(追い出し食らった訳でもない)唯ひたすら、北上北上。九州脱出!

日本海側に抜け、、暫くしたら、、日付の変わる前に特製ベットをセット、あえなく沈( ̄¬ ̄)ZZZzzz・・・。そして、、心地良い海風に目覚める、、まだ夜明け前。特製ベット格納、、再びトコトコと走り始める。

夜明け!目の前に御天等さんがチョコッと顔を出した。スサノオやオオクニヌシもこの地で、この朝日を眺めたのだろうか、、、、

そして、、第一の目的地到着!格闘の約3時間。そこには天国に続く階段が!おおっ、、絶景!!

双石山509m(宮崎県)

2007-08-01 22:38:18 | 徘徊の記(その他の山)
関西方面かなと思っていたら、、九州南部に向かってるじゃありませんか??
明日は鹿児島たぁ~氏と双石山を予定しておりましたが最接近が明日の15時と言う事で、、あえなく中止決定、、でもでも、、歩きたい、ということで一人、九平登山口の最短急登コースで山頂へ、、ううっ、、風の吹かん登りに大発汗。やっと登った尾根道のそよ風が最高でした。約45分で山頂、40分で下山、、味気なくもいい汗かいた。まっ、今度ゆったり別コースで登りましょ!!
【後ろの山が双石山の一部】

六甲山

2007-04-05 23:59:59 | 徘徊の記(その他の山)
阪急芦屋川~六甲最高峰~有馬温泉コースにて徘徊!街の中から900m級のお山を越えて裏側に下りるのって結構大変ですね。山頂快晴にて大阪の街を一望!!感傷に少し浸ったり、、

有馬温泉から大阪市内にもどり、夜は元所属のオペレータの皆さん方が送別会を催してくれた。徘徊後の空腹にまかせ、食って呑んで酔っ払った。先に辞めていくすまなさも感じたが、、オオイに励ましてもいただけた、大阪の夜で一番心地よく酔っ払った夜だったのかも知れない、、、ありがとうございました!!