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低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

倶留尊山 くろそやま 1037.6m(奈良県)

2006-08-05 23:59:59 | 徘徊の記(その他の山)

先週、偶然にその存在を知った「曽爾村」の高原に聳える山。我が故郷山口県には二つの「くるそんざん」が存在しますので、てっきりここも「くるそんざん」かと思ってました、山口県は狗留孫なんだけどね。

先週は快適だった曽爾高原も今日は朝日がギラギラ!無風状態、、夏草の暑苦しい香り充満!!

緩やかな斜面を登りきり「亀山峠」に到着。ここからの稜線歩きは、左手は奈良県、右手は三重県の県境歩きでもある。眼下の曽爾高原には少年自然の家からの行列が高原散策を始めたようだ。


岩の多くなった樹林の道で高度を稼ぐ??行く手の眼上になにやら建物らしきモノ?山道の横に小屋が!?入山料500円なりの徴収ですと!?初めての経験。 山道も、山頂もこの会社の所有地、いわば私有地との事、勝手に入る訳にいかないのです。ってことなら致し方なし、500円を手渡し入山券を受け取る。

小屋の向こうで樹林が切れて「二本ボソ」996mの岩頭部に飛び出した!クワッと照りつける凶暴な夏の太陽に眼が眩みあわててサングラスを。眼前に入山券の写真と全く同じ形(当たり前か)をした倶留尊山の山頂部が見える。さぁ、一旦下りです。
オイオイどこまで下るのかよぉ~と思ったところが鞍部。いよいよ最後の急登り。途中、立ち止まって休憩を、と考えると、ブ~ンと言う大きな羽音が近くを飛び回る、、蜂か!?姿を確認できず、立ち止まれない、スズメ蜂なら一刻も早くその付近から退散せねば。登りは急だし 息も絶え絶えになりながら岩を攀じる、、と、どうにか山頂部に飛びだした。

約1時間、ムスビを三つも食って満腹。木の穴にクワガタを見つけたり、カメムシのアベック達が集団Hしてる恐怖の木を見つけたりしながら周囲の景色を堪能し下山。

麓の「お亀の湯」の露天風呂で汗を流し、煮豚をツマミに曽爾高原の地ビール、、幸せ。

天保山てんぽうざん4.53m(大阪府)

2006-06-18 19:30:50 | 徘徊の記(その他の山)

阪神高速道路東大阪線・大阪港線を一気に西進。天保山出口で下車。

テクテクと天保山商店会の中を人並みに紛れて歩く。と天保山公園へ。階段を駆け上がると・・・


アッと言う間に三角点発見。

天保山(てんぽうざん)は大阪市港区にある日本一低い山。ここで言う「山」の定義は「国土地理院発行の地形図に山名と共に載っていること」である。ただし天保山が築山(人工の山)であることなどから、「日本一低い山」ではないという意見もある。Wikipediaより

低山徘徊ですから、いいですよね、山ですよね。


大台ヶ原山 日出ヶ岳1695m(奈良県)

2006-06-04 11:27:18 | 徘徊の記(その他の山)

日、月と連休の予定だった。土曜日に業務を、あれやこれやを抱え込み、やむなく月曜日は出勤、、、くよくよと考えるのも嫌で、土曜日帰宅後そのまま、大台ケ原まで走る。4日2時半、大台ヶ原駐車場到着。ビールを煽り寝る。5時半、駐車場も雲の中。


で、、先の見えない森の中の道を歩き始める。「大台ケ原のご案内」の立看板横から森の中に飛び込んだ。すぐに大台荘の建物を過ぎ、後は煙るような森が続く。

日出ヶ岳山頂に向かう間の悪名高き空中回廊。

日出ヶ岳山頂1695m。ホワイトスクリーンのなか。天候さえよければ遠く「富士山」の姿も望めるらしいが、大台ヶ原に登って雨に遇わなかったら、よほど精進のよい人と言われる。(深田久弥 日本百名山より)の言葉通り、精進の悪い、私は黙って諦めるしかない。正木峠へ向かう。

いやいや、、本当に天気が良ければ最高の道でしょうね。


おおっ!?神武様ですか?


大蛇への分岐を過ぎると、まずはシャクナゲ!道は絶壁の突端へと下っていく。岩場の裏手にチラリとまっ赤な花が見えた。ヤマツツジ。と興奮も覚めやらぬ内に、おおっ!アケボノツツジだ!!宮崎の鹿納谷のアケボノとは、比べものにもならない位、樹高も低く、小さく花数も少ないのだけど、紛れも無くそれは咲いてます。嬉しくなった。シロヤシオの白い花もありますね。

大蛇は、、やはり、、真っ白け!

吊橋を渡る頃には雨も本降りになってきた。東大台を5時間弱で一回り。次回は晴れた時に是非是非歩いてみたいな。

大台ヶ原

2006-05-27 22:20:38 | 徘徊の記(その他の山)
雨の予報が大阪市内は青空も覗く、、、駄目元で奈良県上北山村へ向かう。徐々に高度を上げるとやっぱりスッポリと雲の中。大台ケ原ドライブウェーに至っては雨・風が激しい、、、野生の日本鹿が3頭、マービーの前から走り去った。自然林は晴れていたら本当に気持ちよさそう。駐車場には結構車が止まっている。ビジターセンターを少し眺めて歩かずに退散、、ううぅ~寒いぞ。小所温泉へ下り入浴、ここは雨のおかげで人も少なく、渓流沿いの静かな温泉満喫、露天風呂にのぼせると、全身に雨のシャワーを浴び体を冷ます。これ心地よし!ゆったりと檜の香り漂う内湯で暖まり、食堂で生ビール2杯もいっちまった。眠くなり畳の休憩部屋で風情のある雨音を聞きながらひっくり返りウトウト。登れなかったけど、、まぁ~幸せ!

安蔵寺山1263m(島根県)

2005-10-27 22:57:53 | 徘徊の記(その他の山)

4時起床、北九州市を5時出発。島根県の日原を目指します。安蔵寺山1263mへ。西中国山地の西端。今回が3度目ですが、まだこの辺りのブナの黄葉にお目にかかった事がありません。六日市で中国自動車道を降り、どんよりと曇ったR187を北上します。木部谷温泉を左折、滑峠(ヌメットウ)へ高度を稼ぎます。峠の手前で突然青空の下に飛び出したぞ?おっと、ここでルートミスです。峠を越えて下横道まで下ってしまいました。分岐まで戻り安蔵寺トンネルまで道は更に高度をあげて行きます。途中、ガードレールに直撃の落石が!こんなのに直撃されたら、、、恐怖ですね。

登山口の安蔵寺トンネル手前に車を止め展望を楽しみます!なぜか黄葉のこの時期に先客の車は一台も居ません!下界を見下ろすと先ほどまでの曇りは雲海の中だったようですね。津和野方面に青野山のモッコリした姿がチョコンと頭を出してます。おおっ、秀麗 十種ヶ峰も見えるます!ブナの黄葉に期待が高まります。チマキザサが茂る登山道をジグザクに登って行くとアッと言う間に稜線上に飛び出します。すぐに樹齢約600年以上のミズナラの巨木。幹回り4.4m樹高約20m、島根県一のミズナラです。(看板の受け売り)。ここからアシウスギ(日本海側の気候の特徴にあった天然スギの変種?、、ウラスギとも言う)とブナの混成する快適稜線歩きがアップダウンを繰り返し山頂まで続きます。ふ~ん、スギにも表と裏があるのですね。屋久杉はどっちだ??


時折、石見空港発着のジェットの音が響くだけであとは鳥の声と木々のざわめきだけ。こわい位静かな独り歩き、いや~嬉しいです!!


鮮やかな紅やオレンジ、黄に色付いた木々の美しさを独り占め!!ブナの黄色に感激です!

この辺り島根・広島・山口の県境一帯はツキノワグマの生息地です。一応携帯ラジオのボリュウームをあっぷ気味にして稜線歩きを楽しみます。

安蔵寺山中峰を過ぎるとすぐに本峰が見えて来ます。少し下ればそこが「寺床」。南北朝時代ここにあった「安蔵寺」がこの山の山名の由来です。一登りで安蔵寺山本峰頂上!!

真正面には「小五郎山」や山口県最高峰「寂地山」や広島県の「冠山]まで見渡せます!ひなたは暑い位の山頂ですが木陰はもう秋の気配です!山頂ビールが心地よく回り、お手軽カップヌードルで空腹が満たされたら、、、独りの静かな山頂で睡魔が襲来。きっかり一時間、ラジオの歌謡曲を子守唄に爆睡してしまった、、今度は香仙原から縦走をしてみたいですね。