
昨年のこの時期は体調を崩し、やむなく車で阿蘇山上のミヤマキリシマを眺めタメ息をついてましたが、今年は何処かに登ってミヤマキリシマを眺めたい。梅雨のはしりが来る前に平治岳へ行ってみようか、しかし当日は夕方から同窓会の打合呑ん方に呼ばれてしまった。やむなく最短で行って登って帰って来れそうな玖珠町の万年山(はねやま)へ初登り。2重メサと呼ばれる独特の地形らしい。


朝5時に我が家を出発。7時40分吉武台牧場登山口到着。天候は良いのですが、、某国からの黄砂でしょうか、PM2.5でしょうか?視界はあまりよくないですね。今回の登山口は既に一段目の台地、下万年の上、、草原上の明るい道が続きます。

ミヤマキリシマの群落地が見えてきましたね。バックには九重の湧蓋山がウッスラと見えてます。


コンクリートの道が階段に変わり、、一登りで上万年へ

笹原の草原に飛び出すと、あれ!?すぐ先に、、山頂ですよ。約30分で登ってきてしまいました。だだっ広い山頂は360度の展望、ながら、、今日は遠くが見渡せません。


上万年の笹原の中の道を西北西に向かって歩きます。道沿いには満開のミヤマキリシマがチョコチョコと続きます。

ミヤマキリシマ以外にもイロイロな花も咲いていましたが、、これは?バイカイカリソウ、、ですか?

ベニドウダン

ハルリンドウ


ミヤマキリシマは北西端に向かうに従い、、赤色になってきたような。もう、ヤマツツジ?と思うほど赤系に。不思議だ。


北西端から短い下りで花繰分岐。ここからが、なが~い林道歩きです。この先には、本日一番のメイン、ミヤマキリシマの大群落が有るはずです。まだかな、まだかな?で歩いて行くと、、行く手にピンクが見えてきましたよ。

ほぉ~!さすがミヤマキリシマ大群落と謳うだけの事はあります。

濃いの薄いの花色もイロイロ。

広さ約4hのお花畑だそうです。

もともと有ったミヤマキリシマの群落に、地元の高齢者シルバー軍団が、下草刈などの整備をされているらしいです。

ここまで一気に歩いてきたので松の木陰で冷え冷えビールで花見です。福岡市からきた単独のオッちゃん(私もオッちゃんでした、、)と乾杯。なんでも今日で4日目のミヤマキリシマ追っかけ旅、鶴見岳、由布岳、九重と歩きまわり今日は万年山、、明日は町内の草刈りで帰らなければイケないとブツブツ、(思わず吹きだしましたが)



ゆったりミヤマキリシマを堪能し11時30分、登山口に戻ってきました。ちょっと歩き足りない気もしますが、ここで冷たい水を鱈腹飲んで、、あとは何にも呑まない!夕方の呑ん方でツベタイ生ビールを楽しみにし余裕の帰路につきました。