雲仙を目指した4(5月19日)
国見岳山頂横で小休止のつもりが、思いの外、景色を眺め過ぎたようで・・気付けば9時40分、国見分かれにもどり普賢岳鞍部の鬼人谷口まで妙見カルデラの急斜面を一気に下ります。

10時に鬼人谷口通過。ここからは鳩穴別れまではほぼフラットな道です。

西の風穴~北の風穴の間にみつけた岩、、ん??鷲かな?いやいや、鷹かな?北の風穴に到着10時25分、、朝飯を抜いてしまったのでガス欠です、、●ロリーメイトを頬張り水分補給をしていると、後ろを、、23名の団体さん通過、うっ、、渋滞必須かな?やむなく、、ここで20分待機し出発。

10時50分鳩穴分かれに着きました。鳩穴と言う大きな溶岩トンネルがあった場所らしいですが、平成新山の溶岩下に埋もれてしまいました。

平成の溶岩ドームが成長し崩落が始まった頃には火口からマグマが直接飛び出すブルカノ式噴火もおこったようです。その時の飛び出した粘りの強いマグマが急速に冷え固まったものの、中のガスが膨張しパンのようなひび割れが生じた火山弾、その名も「パン皮状火山弾」。辺りにゴロゴロと転がってます。そしてここからが、本日のメイン。5月9日に開通した平成新山を最も間近に望める新道です。霧氷分かれまでは一方通行です。急登です。かなり足にきてますが一息に登り切るとそこに平成新山本体の岩屑斜面が現れます。

この山体が成長する過程で真裏に当たる急斜面を崩れ落ちたのが、あの火砕流だった訳で、人の暮らし、人の命、畑、建物、美しかった風景、、いろいろな多くのモノを呑みこんでいる山です。

立岩の峰に立ち普賢岳へ続く新道を眺めます。立岩の峰も今から向かう普賢岳も、実は妙見カルデラの中に現れた平成新山と同じ6千年前の溶岩ドームだったそうです。20年以上も人の立ち入りが禁止されていた場所故なのか、平成新山の山体とは対照的に、、柔らかな新緑がきれいです。

途中、ヒカゲツツジの群落があったりと見処一杯の素晴らしい新道を堪能し過ぎて、12時ちょうど普賢岳山頂。昼食中の登山者でにぎやかです。

アップで眺めると、いまだ噴煙が立ち上る平成新山山頂です。随分穏やかになったであろう山頂を眺めつつ心の中で、、この山に呑みこまれた多くの命に手をあわせ賑やかな山頂をあとにしました。下りのあざみ谷から仁田峠は下山の大渋滞、、1時20分仁田峠着。1時40分池の原園地に無事到着。なかなかよいペースで歩けたのかな?平成新山の岩肌にも、、ミヤマキリシマの小株が少しずつ定着しつつあるようで、自然ってすごいなと思いつつ、、霧島も噴火が収まればまた何時の日か復活したミヤマキリシマが見られるのかな、、などと期待もしてみたり、、秋、、紅葉の時期に再びと思う、、雲仙の山々でした。
国見岳山頂横で小休止のつもりが、思いの外、景色を眺め過ぎたようで・・気付けば9時40分、国見分かれにもどり普賢岳鞍部の鬼人谷口まで妙見カルデラの急斜面を一気に下ります。

10時に鬼人谷口通過。ここからは鳩穴別れまではほぼフラットな道です。

西の風穴~北の風穴の間にみつけた岩、、ん??鷲かな?いやいや、鷹かな?北の風穴に到着10時25分、、朝飯を抜いてしまったのでガス欠です、、●ロリーメイトを頬張り水分補給をしていると、後ろを、、23名の団体さん通過、うっ、、渋滞必須かな?やむなく、、ここで20分待機し出発。

10時50分鳩穴分かれに着きました。鳩穴と言う大きな溶岩トンネルがあった場所らしいですが、平成新山の溶岩下に埋もれてしまいました。

平成の溶岩ドームが成長し崩落が始まった頃には火口からマグマが直接飛び出すブルカノ式噴火もおこったようです。その時の飛び出した粘りの強いマグマが急速に冷え固まったものの、中のガスが膨張しパンのようなひび割れが生じた火山弾、その名も「パン皮状火山弾」。辺りにゴロゴロと転がってます。そしてここからが、本日のメイン。5月9日に開通した平成新山を最も間近に望める新道です。霧氷分かれまでは一方通行です。急登です。かなり足にきてますが一息に登り切るとそこに平成新山本体の岩屑斜面が現れます。

この山体が成長する過程で真裏に当たる急斜面を崩れ落ちたのが、あの火砕流だった訳で、人の暮らし、人の命、畑、建物、美しかった風景、、いろいろな多くのモノを呑みこんでいる山です。

立岩の峰に立ち普賢岳へ続く新道を眺めます。立岩の峰も今から向かう普賢岳も、実は妙見カルデラの中に現れた平成新山と同じ6千年前の溶岩ドームだったそうです。20年以上も人の立ち入りが禁止されていた場所故なのか、平成新山の山体とは対照的に、、柔らかな新緑がきれいです。

途中、ヒカゲツツジの群落があったりと見処一杯の素晴らしい新道を堪能し過ぎて、12時ちょうど普賢岳山頂。昼食中の登山者でにぎやかです。

アップで眺めると、いまだ噴煙が立ち上る平成新山山頂です。随分穏やかになったであろう山頂を眺めつつ心の中で、、この山に呑みこまれた多くの命に手をあわせ賑やかな山頂をあとにしました。下りのあざみ谷から仁田峠は下山の大渋滞、、1時20分仁田峠着。1時40分池の原園地に無事到着。なかなかよいペースで歩けたのかな?平成新山の岩肌にも、、ミヤマキリシマの小株が少しずつ定着しつつあるようで、自然ってすごいなと思いつつ、、霧島も噴火が収まればまた何時の日か復活したミヤマキリシマが見られるのかな、、などと期待もしてみたり、、秋、、紅葉の時期に再びと思う、、雲仙の山々でした。