じゃらじゃらフォトセラ

箕面の身近な光景、草木や花の造形、神戸・京都などのんびり散歩しています。ゆったりカフェ気分でフォトセラピー(^o^)

ブラックジャックの手術料

2005-02-07 | 【 よしなしごと 】
漫画家 手塚治は天才。

多分、異存を唱える人は、日本にいないんじゃないかなと思う。
今となれば、“ジャパニーズアニメ”
早い話、日本の漫画は世界に誇り得る文化となっているけど、
そこへ至るに、手塚治の貢献なくして語ることはできないってくらい
彼の功績は偉大なんじゃないかな。

じゃあ、手塚漫画のなにを以って天才というか。

どおだろ?

予想するに、多くの人が「火の鳥」とかっていうんじゃないかな?

でもね・・・
オレは違うなあ。

漫画を夢中になって読んでた子供の頃こそ
漫画評価の見る眼が高いんじゃないかなと思うんだけど
(まあ、大人むけの大人が評価する漫画もあるだろうけど)

『手塚』 といえば

自分の中では、絶対、『ブラック・ジャック』だな。

医学博士の博士号も持ってた有利を活かしているのはもちろんだけど
あの、ブラック・ジャック、かっこいいよなあ。

今、テレビでやってるんんだね。
月曜夜7時。

ブラック・ジャックは無免許医師で、ボッタクリ。
腕は天才的だが手術料は法外に高い。
これが劇中、定説になってるブラック・ジャックの評判なんだけど。

でも、今回のテレビ放送、ずうっと見てるんだけど、
なんだか手術料、いっつも“タダ”よ。
100円とか。そんなん。

コミックを読んだら分かるんだけど、
ブラック・ジャックが取るのは悪徳な人からが多い
もしくは命の代価を高く設定することで、生きるということの
価値を高めることを理由としている場合が多い。

そして自分は悪役に徹している。

これって・・必殺仕置き人みたいやな。

でも、あの当時3年生くらいでも
そのブラック・ジャックのスピリッツというか、マインドというか
分ってたよなあ。
ニヒルで、クールで、しかも“熱い”
自分なりの“正義”を持っていて、社会的な評判など気にしない
常識・ヒンシュク、なんでもない。

そんなんカッコいいよなあ・・・・って思ってた。


これ、この気持ち、子供にそんな気持ちを持たせるところ、
これが『手塚治は天才』の真髄なんちゃうかなあ。

そんなことを思うこの頃。

これがまた、無料手術の時の話しは泣けるんだよね・・・

あー・・今日は長くなってしまった。。

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