じゃらじゃらフォトセラ

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『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』 予習・復習

2012-03-19 | 【 映画の話 】


シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム (2011) 公開中です。

子供のころから、“本”で好きなキャラクター、物語って、あえて映画では観たくないっていう心理、働く人もいるんじゃないかな?

これを書いてる自分もそう。
シャーロック・ホームズといえば、ドリトル先生と並んで、子供の時に最も憧れた、神のような存在だった。
あんまりたやすく神なんて言葉使っちゃいけないかな(笑)

とにかく、とてつもないヒーローだったからこそ、変に映像化されたくないって気持ち、起こるよね。。。


だけど、この、ガイ・リーッチー監督による、まったく新たな解釈?新規創造って言ってもいいんじゃないかな、この映画シャーロック・ホームズのシリーズ、面白い。


まさか、あのホームズの知的な物語がアクション・アドベンチャーになるとは思いもしなかったよ。




しかも、というか、だからというか、ホームズ演じるのは、ロバート・ダウニー・jr。

彼はとても好きな俳優の一人。
だからこそ、ホームズの映画化でも観る気になったんだけどね。


今では、このシャーロック・ホームズと、アイアンマンのビッグシリーズ二つでヒーロー演じるところだけどさ。

少し前までは、演技派、個性派で鳴らした俳優さん。

米アカデミー賞にはあまり縁がないけど(主演男優賞、助演男優賞各一回のノミネート)、主演男優でノミネートされた1992年の『チャーリー』(チャップリンの映画)では英国アカデミー主演男優賞をもらっている。

また、これの前作、2009年の『シャーロック・ホームズ』ではゴールデン・グローブ賞の主演男優賞に。



まあ、受賞歴がどうのこうのといっても、一つの結果でしかない。
それより、彼の映画を観ると、ほんの少しの出番でも祖ごく印象に残るんだよね。

むしろ、主演よりも、脇で光ってる時の方が印象的だったりする。

キャリアを調べてたら、アカンことに、薬物で途中降板や逮捕の過去がある。
薬物と言われると、ああ、そうかと納得できるほど、キレた役での存在感があったりしたけど、基本、影響力のある人の薬物使用は反対です。私は。


2001年の逮捕と保護観察の処分後銀幕に復帰してからの躍進はすごい。
これから、いい方の影響力を奮って発揮してほしい役者さん。


彼、ロバート・ダウニー・jrの役者っぷりというと、大仰に体格を変えるような役作りではなく、性格俳優的なところが大きく、その変化に驚く。


たとえば、2008年の出演映画、『アイアンマン』


同じ年の映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』ではこれ

これはちょっと反則か(笑)

これじゃ、いわゆるカブリモノになっちゃうよね。でもこれ、出てるの知ってて観たけど、すごかった。
しゃべり方が黒人っぽい。多分にギャグなんだけどね。


2009年の『シャーロック・ホームズ』で、この彼が


同じ2009年の『路上のソリスト』ではこうなる




それより前のだと。。。

たとえば、『ゾディアック』 (2006)


なんか、惹かれるし、観たくなるオーラが出まくりでしょ。


画像ないけど、『キスキス,バンバン』 (2005)とか『追跡者』(1998)が面白かったな。



彼の出番はすごく少ないので、他者の映画と記憶していて、タイトルなんかも忘れちゃってたけど、もの凄く印象に残ってるのが『ワン・ナイト・スタンド』 (1997)

この映画は、いろんな意味で、観てみてほしい。

役者が揃ってるんだよね。
好きな俳優が揃ってる。

ナスターシャ・キンスキーとウェズリー・スナイプスにカイル・マクラクランってすごくない?

監督が『リービング・ラスベガス』のマイク・フィギスによる、すごく切ない映画。

彼、ロバート・ダウニー・jrはウェズリーの友人のゲイの役。


話も切ないんだけど、この表情


アイアンマンのちゃっかり助べえには見えないでしょ?


シャーロック・ホームズのシリーズは、この先どうなるか分からない。
何しろ、最強の敵、モリアーティが登場しちゃったから。

これで続きとなると、、、、新たな話、敵を創造しなきゃなんじゃ?

本家がそれを許すかな。。。


あ、ガイ・リッチー、二度と観ないと思ってたけど、前言撤回。
とってもいい仕事。

時代劇的雰囲気の中で、ビジュアル的に過刺激な現代の映像シーンになんの違和感もなく観れる。

映像アトラクションとして、十分に楽しめる。

しかも、嬉しいことに、ホームズを観にくる子供たちにも、ちゃんとおススメできるように、エロ・グロは一切なく。

ほんと、これはいいよね。うん。


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